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タマネギ卸価格2割高 冷え込みによる出荷量減少で

タマネギ卸価格2割高 冷え込みによる出荷量減少で

東京・大田市場では静岡産タマネギの卸価格(相対取引・中値)が、10㌔当たり2500円程度と前年同期に比べ2割高い。最近の冷え込みで生産が鈍く、産地の出荷が減っている。東京都中央卸売市場では静岡産の入荷量が前年同期比3割強少ない。こうした状況を反映し、店頭価格も上昇し、都内の量販店では静岡産が3玉270~300円と前年比1割前後高い。

 

大阪府 中小企業「ものづくり優良企業賞2015」募集開始

大阪府 中小企業「ものづくり優良企業賞2015」募集開始

大阪府は技術力やQCD(品質・コスト・納期)などが優れた府内中小企業を表彰する「大阪ものづくり優良企業2015」の募集を始めた。受賞企業はフが発行する冊子に掲載されるほか、大規模展示場などで広く紹介する有識者による審査を経て、優良企業賞と知的財産部門賞を決定する。募集の締め切りは6月15日。

淀川を観光スポットに クルーズ船など実証 大商が提言

淀川を観光スポットに クルーズ船など実証 大商が提言

大阪商工会議所は、関西随一の流域面積を誇る淀川を活用した観光振興に関する提言をまとめた。上流から下流まで舟運でつなぎ、上流の枚方地区を気球やパドルボート、ランニングバイクなどが乗れるスポーツツーリズム拠点とし、下流の中津・十三地区にはブリッジパークを整備し観光シンボルにする構想を提案した。

まずは今秋をめどに実証事業を実施。例えば、河川の船着き場周辺の河川敷を活用した淀川キャンプやナイトクルーズ、野外シアターなどのイベントを企画していく。近畿地方整備局と連携し実証事業に取り組み、段階的にハードの整備や民間企業の環境整備を進める。

ミラノ万博「日本館」に35自治体参加「和食」文化発信

ミラノ万博「日本館」に35自治体参加 「和食」文化発信

日本貿易振興機構(ジェトロ)と農林水産省、経済産業省は3月5日、5月1日から10月31日までイタリア・ミラノで開催される国際博覧会で、政府出展の「日本館」に参加する自治体などの展示内容を発表した。27組35自治体(3月5日時点)が参加し、地元の食文化や伝統工芸を紹介。観光客の増加につなげたい考えだ。国際博覧会に参加する自治体数は過去最多。

国際教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「和食」への関心が高まっていることから、山形、新潟両県は「つや姫」など特産米の魅力を発信。福井県は禅の歴史と結びついた精進料理を紹介する。岩手県と宮城県、同県石巻市は東北地方の食材を使ってイタリアのシェフ作った料理を振る舞う。世界農業遺産に認定された地域を持つ新潟、石川、静岡、熊本、大分の5件は連携し、伝統的な農法や豊かな景観を紹介する。7月11日には、日本文化を広く伝える「ジャパンデー」を開催し、伝統芸能の三味線や諸堂が披露される。

「一番搾り」でご当地缶 キリンが全国9工場で開発

「一番搾り」でご当地缶  キリンが全国9工場で開発

キリンビールは3月5日、北海道から九州まで全国9工場ごとに味の違いや個性を楽しめる、ご当地の「一番搾り」を5月19日から7月末まで地域限定で発売すると発表した。縮小傾向が続くビール市場を活性化するのが狙い。9工場の醸造責任者が、一番搾りの製造方法を生かしながら、各地域の食文化と相性の良いビールを開発した。

北海道千歳工場のビールは「一番搾り 北海道づくり」など、商品名に各工場の地名を入れた。向上が出荷する地域を中心に販売する。販売目標は計約20万㌜(1㌜は大瓶20本換算)。

国産米の調達量拡大 亀田製菓・岩塚製菓

国産米の調達量拡大  亀田製菓・岩塚製菓

消費者の国産品志向や円安を背景に、コメどころ新潟県のせんべい大手が国産米調達を強化している。亀田製菓は国産米100%のシニア向け新製品の「技の伝承シリーズ」を3月9日に発売する予定。2014年9月に全商品で国産米100%を達成した岩塚製菓は、米菓専用米品種「ゆきみのり」の契約農家栽培面積を2015年は前年比8倍に増やす考えだ。

起業支援などに182億円 大阪府2月補正予算案

起業支援などに182億円  大阪府2月補正予算案

大阪府は3月4日、一般会計182億円の2014年度2月補正予算案を発表した。国の経済対策を受け、地方創生にかかわる事業を柱とした。消費喚起策のほか、起業支援の新規事業なども盛り込んだ。補正後の一般会計総額は4兆4032億円となる。

銀ザケ卸価格2~3割安 チリ産供給増などで

銀ザケ卸価格2~3割安  チリ産供給増などで

焼き魚商材の銀ザケの卸価格が下落している。過去最高値を付けた2014年春から2~3割下がり、国内卸価格は1㌔あたり600~650円となっている。新物の供給増と、昨年春の急騰を嫌気して起こった需要の減少が影響している。

銀ザケは世界生産の8割がチリ産で、日本で消費されるサケ・マス類の2~3割を占める。このチリ産銀ザケの今シーズン(2014年7月~15年6月)の生産量は前のシーズンから1割程度増え11万㌧程度となる見通し。そして、日本への供給量も2~3割増えるとみられている。

徳島・あわえ 地域活性化へ6次産業化で農業法人と提携

徳島・あわえ  地域活性化へ6次産業化で農業法人と提携

地域活性化支援会社、あわえ(徳島県美波町)は、農業生産法人の百姓力(同)と提携し、年南部の農畜産物や水産物の6次産業化で共同事業を展開する。県産ブランド地鶏「阿波尾鶏」を使う料理の専門店を同町に開設した。磁場の農産物や水産物の加工品開発と、首都圏・関西圏での販路開拓にも乗り出す。

JTB西 関空・京都にも外国人専用案内所を設置

JTB西 関空・京都にも外国人専用案内所を設置

JTB西日本は3月4日、関西国際空港と京都駅前の京都タワーに外国人専用の観光案内所を設置すると発表した。大阪・心斎橋に続く2、3カ所目。関西で急増している外国人観光客への対応を強化する。

関西国際空港の第1ターミナルビルの国際線到着フロアに「関西ツーリストインフォメーションセンター 関西国際空港」を4月1日に開設する。「関西ツーリストインフォメーションセンター 京都」は京阪電気鉄道と共同で6月にオープンする。