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連合大阪が「大阪都構想案に反対」を正式表明

連合大阪が「大阪都構想案に反対」を正式表明

大阪市を解体して5つの特別区に再編する大阪都構想案を巡り、連合大阪は2月28日、大阪市内でシンポジウムを開き、都構想案に反対することを正式に表明した。連合大阪の機関決定は初めて。見解は、北村亘・大阪大学大学院教授(行政学)が中心の研究会でまとめられた。

報告書では橋下徹知事(現・大阪市長)が2010年に提唱した当初は、近隣自治体を巻き込んだ構想だったにもかかわらず、今回住民投票にかけられる案は、府下の自治体がすべて外れ、「税収の恵まれない大阪市域の5分割」という内容に変質したと指摘。その結果、教育や福祉などの「現状の行政サービスを維持するだけでも、実施コストが増大する」などの問題点を挙げている。北村教授は「元々の都構想なら検討する余地が十分あると思っていたが、(いまの案で)イチかバチかの制度改革は危険だ」と語っている。

民主党の支持団体である連合大阪は、住民投票に先立つ4月の統一地方選では、都構想に反対する自民党候補も指示する方針だ。

独自の製法で和風の玉葱ドレッシング 北海道バイオ

独自の製法で和風の玉葱ドレッシング  北海道バイオ

北海道バイオインダストリー(札幌市豊平区)は、独自の「BRC製法」を採用した調味料「北海道深み玉葱ドレッシング」を全国の量販店などで発売した。味はしょうゆベースの和風の味に仕上げた。1本150㍉㍑入りで価格は400円(消費税抜き)。2年後までに70万本の販売を目指す。

グリコがJR新大阪駅ナカに調理場併設菓子店

グリコがJR新大阪駅ナカに調理場併設菓子店

江崎グリコはJR新大阪駅改札内に、調理場併設の菓子販売店「ぐりこ・や Kitchin エキマルシェ新大阪店」を3月4日に開店する。主力製品の「プリッツ」を応用した同店舗限定の揚げ菓子「Pritta(プリッタ)」を販売。出張ビジネスでの駅利用者を想定し、ビールなどに合うおつまみ用の味を充実させる。直径12㍉、長さ160㍉の円柱形、7本入り380円(消費税込み)。プリッタはスイーツタイプ、おつまみタイプなど全6種類そろえる。

麦芽100%で糖質オフ機能性ビール アサヒ・セブン&アイ

麦芽100%で糖質オフ機能性ビール アサヒ・セブン&アイ

アサヒビールは2月26日、麦芽100%で糖質40%オフの機能性ビール「アサヒ ザ・ロイヤルラベル」をセブン&アイ・ホールディングスと共同開発、3月13日からセブン-イレブンやイトーヨーカ堂などの酒類取扱店で販売すると発表した。麦芽100%で糖質オフの機能性ビールは初という。主な販売対象は健康志向が高い50代以上のビールユーザー。販売目標は年間60万ケース(1ケースは大瓶20本換算)。ロイヤルラベルはアルコール分が5%で、容量350㍉㍑缶(消費税込み213円)と500㍉㍑缶の2サイズがある。

コメ価格一段と下落 1月の相対取引で前月比0.5%安

コメ価格一段と下落 1月の相対取引で前月比0.5%安

コメの価格が一段と下落している。農林水産省が2月27日発表した2014年産米の1月の相対取引価格は60㌔1万2078円(全銘柄平均、消費税込み)と前月から0.5%下がった。前年同月の13年産米に比べると16.9%安い。コメの需要が振るわず、供給過剰感はいぜんとして強い。相対取引価格はJAグループなど出荷業者がコメ卸に販売する価格。主な銘柄の動きをみると、北海道産「ゆめぴりか」が前月比16%安と大幅に下がった。秋田産「あきたこまち」は前月比1.3%安、新潟産の一般コシヒカリはほぼ横ばいだった。

14年は冷凍パスタ・米飯が高い伸び 富士経済分析

14年は冷凍パスタ・米飯が高い伸び   富士経済分析

富士経済(東京都中央区)は、2014年の加工食品市場分析をまとめた。13年比で伸び率が大きかったのは冷凍米飯類、冷凍パスタで、それぞれ8.3%増(234億円)、4.1%増(483億円)と分析。冷凍米飯は本格的な朝食を求める需要、冷凍パスタは生パスタブームが背景、要因として挙げている。

冷凍米飯の注目商品ではニチレイフーズの「本格焼おにぎり」などを挙げた。シニア層の購買につなげたことがヒットの要因としている。冷凍パスタでは日清フーズの「青の洞窟PREMIUM」。めん類では13年まで伸びをけん引していた生めんタイプのノンフライめんに一服感がみられるとしている。

米国産食肉1月は落ち込む 冷蔵豚・牛肉は4割減

米国産食肉1月は落ち込む  冷蔵豚・牛肉は4割減

1月の財務省貿易統計(確報)が2月26日発表された。これによると、米西海岸での労使対立で物流が滞った影響で、米国産食肉の落ち込みが目立った。冷蔵豚肉は9760㌧と前年同月比41%減った。冷蔵牛肉も3193㌧と同46%減った。一方で保存がきく冷凍品は牛肉が同23%増、豚肉が同7%増となった。冷蔵・冷凍の合計は牛肉が前年同月比1割減の1万1381㌧、豚肉が同3割減の1万5420㌧だった。米西海岸の労使対立は2月20日、暫定合意したが、当面は冷蔵を中心に品薄が続くとみられる。

全日空 3月から機内食などで大阪の「食」紹介・PR

全日空 3月から機内食などで大阪の「食」紹介・PR

全日本空輸は2月26日、3月から国内外の路線の機内食や空港ラウンジで大阪の特産物や酒類などを提供する取り組みを始めると発表した。これは全国47都道府県の地域活性化と誘客増加を目指すキャンペーンの一環で、大阪を3~5月の3カ月間特集する。機内でも大阪の観光名所や中小企業などを紹介する映像を流す。

1月の外食産業売上高5.0%減で2カ月連続前年割れ

1月の外食産業売上高5.0%減で2カ月連続前年割れ

日本フードサービス協会が2月25日発表した1月の外食産業の売上高は、前年同月比5.0%減で2カ月連続して前年割れとなった。ファストフード業態は同11.3%減で、とくに洋食が日本マクドナルドで起きた食物への異物混入問題の影響で同22.7%減と、東日本大震災直後を上回る下げ幅となった。和食はメニュー改訂や定食メニュー好調で、客単価が伸び同1.4%増だった。ファミリーレストラン業態は、客単価の上昇が寄与し同3.0%増だったが、洋風と中華で客数が前年を下回った。

イオンアグリ創造 三重県に直営農場オープン

イオンアグリ創造  三重県に直営農場オープン

イオングループで農業事業を展開するイオンアグリ創造(千葉市美浜区)は、三重県いなべ市に東海エリアで初のイオン直営農場「三重いなべ農場」をオープンした。同社はこれに先立ち、いなべ市と農業参入に関する協定を結んだ。9月上旬からキャベツと白菜の露地栽培を開始。来年度は小松菜の施設栽培を行う。また、直営の農場では初となるイチゴ栽培も実施する。同社の農場はこれで19カ所目。