一緒につくる明るいミナミ 府・市・府警・住民が会合
大阪・ミナミの防犯と活性化について府と大阪市、府警、地元住民が話し合う「ミナミ活性化協議会」1月18日、大阪市中央区のホテルで開かれた。今年で10回目。会議後は出席者が「明るいミナミのためにがんばろう」と気勢を上げ、道頓堀周辺をパレードした。
14年の日本の農産物・食品輸出過去最高に
日本の農林水産物・食品の2014年の輸出額が過去最高を更新する見通しとなった。同省が1月13日公表した集計によると、14年1~11月の輸出額は前年同期比11.1%増の5482億円。12月分が加わると、13年通年の5505億円を上回るの確実な情勢だ。海外での和食ブームや円安の進行が背景にあり、2020年に輸出額1兆円の目標の実現に向けて、政府はさらなる輸出拡大を目指す。
14年1~11月の輸出額の内訳は加工食品を含む農産物が3183億円、水産物が2110億円、丸太などの林産物190億円。品目別では牛肉が71億円(前年同期比41.4%増)と大幅な増加。数量でも1081㌧(同37.2%増)となり、通年で初めて1000㌧を超えた。野菜・果実(同28.5%増)やコメなどの穀物(同21.4%増)も大幅な伸びを示している。
近畿の14年企業倒産 件数で7.5%減・負債額で18.4%減
東京商工リサーチによると、2014年の近畿2府4県の企業倒産件数は2490件で前年比7.5%減、負債総額は3246億3200万円で同18.4%減となった。滋賀県と和歌山県で増えたが、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の2府2県で減少した。
14年の全国企業倒産(負債総額1000万円以上)は、件数で前年比10.3%減の9731件、負債総額で同32.6%減の1兆8740億6500万円だった。件数で6年連続で前年を下回り、1990年以来、24年ぶりに1万件を下回った。33都道府県で前年を下回った。負債総額では2年連続で前年を下回り、1990年以来、24年ぶりに2兆円を割り込んだ。負債100億円以上の大型倒産は7件(前年21件)にとどまり、負債1億円未満(構成比71.6%)中心に推移した。