壮観! グランフロント大阪で赤いサンタ1110人
JR大阪駅北側の商業施設「グランフロント大阪」で12月23日、サンタクロースの赤い衣装を身に着けた1110人が集まり、緑色のボードなどを使って、巨大ツリーを形作った。参加したのはグランフロント大阪で働く人や家族ら。大阪駅とつながる48段の大階段(高さ約23㍍、横約13㍍)に並び、「メリークリスマス」の掛け声で一斉に願い事を書いたボードなどを掲げた。ツリーが完成すると、居合わせた買い物客らから歓声が挙がった。
カニ輸入価格上昇 密漁対策協定発効、円安が影響
輸入のカニ類が高い。カニは年末に需要が増えるが、日本とロシア間で結ばれた密漁などを防ぐ協定や、為替の円安の影響を受け、輸入価格が上昇している。年末商戦では昨年までの在庫を使う量販店も多いが、供給不足が販売価格にジワリと響いている。
日本は年間6万~8万㌧程度のカニ(食材用加工品を含む)を輸入する。そのうちズワイガニ類が4~6割、タラバガニ類が2割を占める。ズワイガニは米国アラスカやカナダ、ロシアが主産地。値決め交渉の結果は横ばい圏だが、円安で北米産の輸入価格は1割上昇し、1㌔1500~1600円となった。輸入量の9割がロシア産のタラバガニは協定発効の影響が鮮明で、1~10月のロシア産の輸入量(活・冷凍込み)は5280㌧と前年比5割減となっている。輸入価格は1㌔約2100円(冷凍)で昨年比7割高となっている。
ミツウロコ ハンバーガーチェーン展開へCJRと契約
ミツウロコグループホールディングス(HD)は12月19日、「カールスジュニア」レストランを世界的にフランチャイズ展開しているカールスジュニアレストランツLLC社(CRJ社、米デラウェア州)と契約を締結し、日本国内でのプレミアムバーガー専門店の出店に関する独占権を取得したと発表した。また同HD100%出資のカールスジュニアジャパン(東京都中央区)を設立することを決めた。
カールスジュニアジャパンは2015年秋に東京都内の繁華街に1号店を開き、5年後に70店、10年後に150店の展開を目指す。10年後の売上高は120億円を狙う。カールスジュニアは世界34カ国に3500店以上を店舗展開している。
函館発「ミルキッシモ」シンガポールに1号店開業
北海道・函館発のジェラート店「ミルキッシモ」が12月19日、シンガポールに1号店をオープンした。東南アジアでは初出店となる。北東部セラングーンの商業施設「NEX(ネックス)」内に出店。上質な牛乳など北海道産の原材料を使っていることが大きな特徴。低温殺菌牛乳を使った日本で定番の「ミルキッシモミルク」はじめ北海道名産の果物ハスカップ、いちご、あずきなどの食材を使い常時18種類のジェラートをそろえる。シンガポールの現地企業を通じて、フランチャイズ(FC)展開する。平均単価は日本よりやや高い約7シンガポールドル(約630円)。「ミルキッシモ(Milkissimo)」は首都ローマと同じ緯度でつながる函館のイタリアンテーストのジェラート店。