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カズノコ 主産地の北米の供給増で、今年は安め

カズノコ 主産地の北米の供給増で、今年は安め

おせち料理に使われるカズノコが今年は安めだ。主産地のカナダや米国のアラスカなど北米で供給量が多いことが影響している。輸入品の価格は1㌔約1030円で、前年より1割安い。量を増やすなど実質値下げをする店も出始めた。主産地のニシンの漁獲量増えている。貿易統計によると、1~10月のカズノコ(塩漬けのもの)の輸入量は1割程度増えている。生鮮スーパーなどで500㌘2000円を切る水準で、昨年より1~2割安くする店も出ている。

特区事業の雇用カウンター グランフロント大阪に

特区事業の雇用カウンター グランフロント大阪に

関西圏の国家戦略特区の事業として、政府が12月19日決めた「雇用労働相談センター」は2015年1月初旬、JR大阪駅前の再開発地区「うめきた」の大型複合施設「グランフロント大阪」に開設する。特区に指定された京都、大阪、兵庫の3府県で創業する企業や特区に進出する外国企業、これら企業で働く人向けに社会保険労務士や弁護士が相談を受ける。

道頓堀・グリコ看板 冬の点灯早く 日没30分後に

道頓堀・グリコ看板 冬の点灯早く 日没30分後に

江崎グリコは12月19日、大阪・道頓堀の電光看板の点灯開始時間を、これまでの午後6時から、日没の30分後に変更すると発表した。同日から実施した。冬季は従来よりも早まる。点灯を待つ観光客に配慮した。夏季の点灯開始は午後6時より遅くなる

イオン 15年4月からのコメ生産を発表 農地バンク活用

イオン 15年4月からのコメ生産を発表 農地バンク活用

イオンは12月19日、農地を意欲ある生産者に貸す政府の「農地中間管理機構(農地バンク)」を活用して、2015年4月にコメ生産を始めると正式発表した。同日、埼玉県羽生市と農業を担う人材育成などで協定を締結。市内のイオン直営野菜農場に隣接する11万平方㍍の土地を借りてコメ生産を始める。イオン子会社のイオアグリ創造(千葉市)が生産を担う。コメ生産に向けて同市が新たに約20人を採用する計画。収穫したコメは2015年10月以降、首都圏のイオングループ店舗で販売する。

全農 1~3月の農家向け配合飼料価格を4%引き上げ

全農  1~3月の農家向け配合飼料価格を4%引き上げ

全国農業協同組合連合会(全農)は12月19日、家畜に与える配合飼料の2015年1~3月期の農家向け販売価格を引き上げると発表した。上げ幅は10~12月期比1㌧当たり約2550円(4%)だ。円安・ドル高が進み、原料であるトウモロコシなどを販売するコストが上がったことを反映した。全農は国内シェア約3割を占める飼料最大手だ。今回の値上げで販売価格は1㌧6万7400円程度になるとみられる。過去最高値圏の7~9月期とほぼ同水準だ。

関空国際線の1~11月旅客数1194万人で昨年通年上回る

関空国際線の1~11月旅客数1194万人で昨年通年上回る

新関西国際空港会社が12月19日発表した11月の運営概況(速報値)によると、1~11月の関空の国際線旅客数が累計で前年同期比10%増の1194万人となり、2013年の年間旅客数(1181万人)を11月の時点で上回った。11月の国際線外国人旅客数が前年同月比48%増の60万人と開港以来3番目の高水準になるなど、日本人旅客が落ち込む中で、外国人の伸びがけん引した。1~11月の国際線の外国人旅客数は前年同期比35%増の572万人、10月の時点で13年の年間旅客数を上回っており、過去最高を更新続けている。

関西成長率 5年ぶりマイナスへ 三菱UFJ予測

関西成長率  5年ぶりマイナスへ   三菱UFJ予測

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは12月18日、関西の2014年度の実質経済成長率を前回8月予測の0.7%から1.1ポイント下方修正し、マイナス0.4%とする見通しを発表した。5年ぶりのマイナス成長となる。ただ、マイナス0.8%とした全国に比べ、落ち込みはやや緩やかだ。

原料そば粉 国内外で不作と円安で高騰 そば店ピンチ

原料そば粉 国内外で不作と円安で高騰  そば店ピンチ

2014年産のそば粉の価格が上がり、そば店の経営を圧迫している。国内外での不作と円安が原因だ。年末の書き入れ時を前に値上げは難しく、関係者らは「多くのそば店は簡単に価格転嫁できない」と頭を抱えている。

そばの原料は8割近くを輸入に頼っている。その輸入の大半が中国からで、現地での不作と円安により輸入価格が高騰した。財務省の貿易統計によると、原料となる皮をむく前の「玄そば」の中国からの輸入価格は10月、1㌧当たり約9万2000円と前年同月から6割超も値上がりしている。さらに国産の4割強を占める北海道で、夏から秋にかけて天候不順が続き、不作となったことも追い打ちをかけた。その結果、業界関係者によるとそば粉の仕入れ価格は、昨年より2割程度上がっているという。

東川ブランド米 台湾のイベントで「おいしい」と好評

東川ブランド米 台湾のイベントで「おいしい」と好評

北海道・上川郡東川町と町農協は、11月に台湾で開かれたイベント「米食文化展」に出展し、地場産ブランド米「東川米」をPRした。現地では低農薬を売りにする、オーガニック食品の専門店があり、北海道産食材は大人気。町内の関係者は「来年にも大雪山系の旭岳の湧き水と米をセットで輸出したい」と手ごたえを感じている。

このイベントは台湾の米販売会社、掌生穀粒(しょうせいこくりゅう)が米の魅力を再認識してもらう目的で開いたが、日本からの出展は東川が唯一。東川米の「ゆめぴりか」「ななつぼし」を計400㌔、ゆめぴりか無洗米の真空パックと湧き水をペットボトルに詰めた「雫のゆめセット」200個を事前に送っておいた。その結果、6日間の会期中に会場で大半が売れたという。

近畿の上半期の創業融資件数12%増 融資総額198億円

近畿の上半期の創業融資件数12%増  融資総額198億円

日本政策金融公庫が12月17日発表した近畿2府4県の2014年度上半期(4~9月)の創業融資件数は2763件と前年同期比12.5%増えた。増加は3年連続。融資総額も21.9%増の198億円だった。件数は京都以外の5府県で前年を上回り、とくに和歌山や滋賀で伸び率が高かった。大阪府は5.2%増の1433件で、近畿全体の51%を占めた。