oosaka のすべての投稿

関西の大型商業施設が相次ぎ大規模改装・刷新

関西の大型商業施設が相次ぎ大規模改装・刷新

関西の大型商業施設が相次いで大規模改装に乗り出す。阪急阪神百貨店は千里阪急(大阪府豊中市)の売り場を、およそ四半世紀ぶりに大改装する。南海電鉄は大阪・難波のなんばパークス(大阪市)に入る専門店の半分弱を入れ替えや改装を行う。売り場を変えることで、いままで手薄だった20~30代のニューファミリー層の取り込みを図る。

千里阪急は2015年3月末までに、売り場全体の約4割を改装する。総投資額は約6億5000万円。なんばパ-クスは数億円かけて約230ある専門店の3割にあたる60店舗を入れ替え、70店舗程度を改修する。

マレーシアで関西の観光物産展 関西広域連合

マレーシアで関西の観光物産展  関西広域連合

関西広域連合は11月21日、マレーシアの首都クアラルンプール郊外の大型ショッピングセンターで観光物産展を開催した。連合長を務める兵庫県の井戸敏三知事や京都府の山田啓二知事らが関西の魅力をPRした。物産展では、特産の丹波黒豆を使った夜久野物産の「きな粉黒豆」などに人気が集まっていた。

近畿大 イネの白葉枯れ病菌増殖の仕組み解明

近畿大  イネの白葉枯れ病菌増殖の仕組み解明

近畿大学農学部サイエンス学科の川崎努教授らの研究グループは、イネの病害の一つである白葉枯れ病菌が増殖する仕組みを解明した。病原菌のエフェクターと呼ばれるたんぱく質をイネの細胞内に送り込むことで、免疫応答を阻害し感染を拡大する。今回の研究で白葉枯れ病菌のエフェクターの種類を特定。イネの細胞に含まれる免疫たんぱく質に直接結合し、酵素活性を妨げることを突き止めた。エフェクターの分泌を抑える薬剤が見つかれば、白葉枯れ病菌に含む細菌病の解決に貢献できる。イネの細胞に含まれる免疫たんぱく質「OsPUB44」が、ユビキチンと呼ばれるたんぱく質を付加することで、免疫応答を制御する酵素であることが分かった。

三菱化学納入の植物工場「ローソンファーム秋田」竣工

三菱化学納入の植物工場「ローソンファーム秋田」竣工

三菱化学が植物工場システムを納入したローソンファーム秋田(秋田県羽後町)がこのほど竣工した。同植物工場は栽培面積760平方㍍で、年間約31㌧のベビーリーフを収穫できる。ローソンファーム秋田は、ローソンが14年1月に設立した全国で12番目となる農業生産法人で、ローソンファームとして初めて植物工場システムにより野菜を栽培する。栽培されたベビーリーフは関東、東北のローソン系列で店頭販売用に年約20㌧、パスタ・サラダなどの材料用に同約11㌧を振り向け、年間約9200万円の販売を見込む。

エスジーグリーンハウス「低カリウムレタス」栽培

エスジーグリーンハウス「低カリウムレタス」栽培

エスジーグリーンハウス(北九州市)は、会津富士加工(福島県会津若松市)とフランチャイズ契約を結び「低カリウムレタス」の栽培を始める。需要が見込め、事業性があると判断した。西部ガス北九州工場(北九州市若松区)内にある既存栽培棟の隣接地に専用の水耕栽培施設を建設。施設面積は1067平方㍍。1日3500株を生産する。2016年1月に出荷を始める。栽培品は会津富士加工が買い取り、同社のブランド「ドクターベジタブル」として百貨店などで販売する。低カリウムレタスはカリウム摂取を制限されている腎臓病患者が生食できる。会津富士加工が水耕栽培技術を持つ。

生鮮品のネット通販拡大 フェリシモ 売買を仲介

生鮮品のネット通販拡大  フェリシモ  売買を仲介

通信販売大手フェリシモは食品のインターネット通販を強化する。売り手と買い手を仲介するサイトを2015年早期に新設し、一般の流通ルートに乗らない生鮮品などの取扱量を増やす。開始1年間で1億円の売り上げを見込み、将来は食品分野を100億円程度の事業としたい考え。

大阪市営地下鉄・バス民営化案否決 市議会

大阪市営地下鉄・バス民営化案否決  市議会

大阪市議会は11月21日、5議会連続で継続審議していた市営地下鉄・バス民営化条例案を、公明、自民など野党全会派の反対で否決した。橋下徹市長は否決を受け、赤字の続くバス路線の縮小を検討することや、地下鉄今里筋線の延伸計画を白紙にすることを明らかにした。

関空国際線 外国人客1~10月で511万人で昨年通年上回る

関空国際線 外国人客1~10月で511万人で昨年通年上回る

新関西国際空港会社は11月20日、関西国際空港を利用した外国人旅客数が今年1~10月で511万8319人(速報値)となり、過去最多だった2013年1年間の464万2430人を上回った・と発表した。円安の進行に加え、格安航空会社(LCC)の増便やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の新エリア「ハリー・ポッター」開業などが寄与しているとみられる。今年10月の外国人旅客数は60万2030人と10月としては過去最多で、月別でも歴代2位(1位は今年4月の62万789人)だった。

近畿の貿易収支 10月は2カ月ぶり黒字に 金額は過去最高

近畿の貿易収支 10月は2カ月ぶり黒字に 金額は過去最高

大阪税関は11月20日、近畿2府4県の10月の貿易概況(速報)を発表した。貿易収支は原油の輸入額が大幅に減り40億円の黒字となった。黒字は2カ月ぶり。原油の輸入額は前年同月比24.9%減り1213億円。輸入額全体では1.7%増の1兆4213億円。輸出額は10.9%増の1兆4253億円だった。輸入額、輸出額とも10月としては過去最高の金額だった。