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ミカン卸値2割安 8月の多雨で糖度低く需要伸びず

ミカン卸値2割安  8月の多雨で糖度低く需要伸びず

商品の出回りが本格化しているミカンの卸価格が安い。東京・大田市場の卸値(相対取引・中値)は主力の熊本産が10㌔当たり1600円前後で前年同期比2割安い。糖度が低いこともあって需要が伸びない。

東京都中央卸売市場の10月中旬のミカンの入荷量は前年同期比2割弱多い。西日本では8月に雨量が多く、実が水を吸って重量ベースの出荷量が増えた。ところが、肝心の実が水を吸いすぎて糖度が低いという。東京都内のスーパーの小売価格は、10個入りの袋が400円前後で、前年に比べ1割程度安い。

京都府 カゴメと連携し、京野菜使い商品開発

京都府  カゴメと連携し、京野菜使い商品開発

京都府はカゴメと共同で、京野菜など京都の食材のブランド価値向上や消費拡大に取り組む。両者は「楽しもう 京の食材パートナー連携協定」を締結。新メニューやレシピを開発、量販店などで消費者に提案していく。

両者は新たにトマトソースと白みそ、京野菜を合わせた「京風トマトソース」を開発。このソースで京野菜や、サワラなど京都の水産物を使ったメニューを、量販店での試食販売などで消費者にアピールする。

また、この提携の一環として、京都府産の新丹波黒大豆とトマトパウダー、生クリームを組み合わせたクッキー「トマくろクッキー」を商品化した。新商品は10月28日に発売し、2015年1月末まで関西エリアで期間限定で販売する。

農研機構と民間企業が国内農家の省力化支援

農研機構と民間企業が国内農家の省力化支援

農業・食品産業技術総合研究機構が民間企業と共同で、省力化装置の開発を進めている。みのる産業(岡山県赤磐市)とは毎秒1.2㍍の高速で除草作業ができる装置を実用化し、2015年度に市販する予定だ。ニッカリ(岡山市中区)とはブドウ園での長時間腕上げ作業を補助する装着器具を完成した。コンバインの機内清掃の負担を軽減する新構造も開発済みで、高齢化の作業負担に悩む国内農家などを支援する。

近畿「持ち直し」7~10月景気判断 全国財務局長会議

近畿「持ち直し」7~10月景気判断 全国財務局長会議

近畿財務局は10月29日の財務相・全国財務局長会議で、近畿2府4県の経済情勢を「持ち直している」と報告し、前回(7月)の判断を据え置いた。消費税増税の影響により、自動車などの個人消費は落ち込んでいるものの、百貨店やスーパーの売り上げは前年水準を上回っているとした。3回連続で判断を維持した。

大阪府がベトナム・ドンナイ省の技能労働者育成支援

大阪府がベトナム・ドンナイ省の技能労者育成支援

大阪府は10月27日、ベトナム技能労働者の育成支援を始めた。南部ドンナイ省から現地教育機関の幹部など6人が来日。府内の中小企業や教育現場を見学する。ベトナムの教育機関に日系企業の人材ニーズや現場ノウハウを浸透させ、進出企業の人材確保に役立ててもらう。

太平洋人材交流センター(PREX)などが協力し、約2週間の研修を実施する。カネカの大阪工場(大阪府摂津市)など5社の製造現場を見学し、安全や品質確保の取り組みを学ぶ。大阪府立淀川工科高校など工業系の学校では、カリキュラムや指導法を習得する。11月6日には大阪市内でドンナイ省の人材育成の取り組みを伝える一般セミナーも開く。

 

マルサヤがシンガポールに日本料理本来の”和食”店

マルサヤがシンガポールに日本料理本来の”和食”店

かつお節卸のマルサヤ(東京都大田区)は11月上旬、シンガポールに和食レストランを出店する。日本料理本来の味にこだわり、2年以上”寝かせた”かつお節や昆布など天然の「だし」のみを使い、だし巻き卵や煮物など日本料理本来の味を広める。

宮崎県が食品加工の支援施設「フード・オープンラボ」

宮崎県が食品加工の支援施設「フード・オープンラボ」

宮崎県は食品関連の試作加工施設「フード・オープンラボ」を、宮崎県食品開発センター (宮崎市)の敷地内に開設した。県内の食品加工企業者らが試作品を開発、食品営業許可に基づいて、市場調査できる体制を整えた。導入設備を含んだ総建設費は約1億6000万円。今後ラボを拠点に、県内の農水産資源を生かした商品開発と販路拡大による食関連産業の振興を狙う。

コロワイド カッパHDの買収発表 工場を相互活用

コロワイド  カッパHDの買収発表  工場を相互活用

コロワイドは「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトホールディングス(HD)を買収すると発表した。株式公開買い付け(TOB)と第三者割当増資を組み合わせ、カッパ株の50.5%を取得する。全体の投資額は最大305億円を見込む。買収終了後に両社は、工場の相互利用などで連携を進め、経営効率化につなげる。

11月1~3日エコ実践へ「ロハスフェスタ in 万博公園

11月1~3日 エコ実践へ「ロハスフェスタ in 万博公園」

おしゃれに楽しく身近なことからぜひエコの実践をと「第22回ロハスフェスタ in 万博公園 」が11月1~3日、吹田市の万博記念公園・東の広場で開かれる。不要になったダウンジャケットや羽毛布団などダウン50%以上の製品を回収し、再生羽毛「グリーンダウン」として再利用する「ダウン回収プロジェクト」など、400以上のブースが出展予定。例年8万人以上が来場する関西最大級のイベントに、今年は人気者の「くまモン」もステージに登場して盛り上げる予定。

 

 

コメ先物値上がり 「東京コメ」が安値から7%高

コメ先物値上がり 「東京コメ」が安値から7%高

コメ先物が上昇している。大阪堂島商品取引所の「東京コメ」は10月28日、60㌔当たり7740円と10月中旬に付けた安値から7%高となった。「大阪コメ」も10月中旬の安値から2%高い水準で取引された。コメ先物は需給の緩みを背景に昨年から下落傾向が続いていた。農林水産省は11月30日には、10月15日時点での作況を発表する予定で、夏の日照不足と低温が原因で、中国地方や九州地方など西日本で平年の収量を下回るとしていた9月15日時点の作況を、さらに下方修正する可能性がある。