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鴻海、シャープ買収に優先交渉権?双方の認識に相違

鴻海、シャープ買収に優先交渉権?双方の認識に相違

経営再建中のシャープ買収を目指している台湾の鴻海精密工業の郭台銘会長は2月5日午前、大阪市のシャープ本社を訪問。高橋興三社長らと同日夕まで約8時間にわたり会談し、最終的な契約に向けて協議するための合意書を交わした。
2月末の締結を目指す。合意書では鴻海精密工業提案の有効期限を2月29日まで延長することで一致した。
郭会長は会談後「シャープから優先的な交渉権を得た」と記者団に語った。ただ、これに対しシャープは「優先交渉権を与えた事実はない」と発表。最終契約を前に、認識の違いを露呈した形となった。

暖冬~寒波で野菜価格乱高下 農家にも廃棄処分の打撃

暖冬~寒波で野菜価格乱高下 農家にも廃棄処分の打撃

野菜の価格が、極端な天候変化に振り回された格好で乱高下している。
今冬は暖冬で野菜の生育が早まり、農家からの前倒し出荷が相次いだ結果、安値になったと思ったら、思わぬ記録的な寒波到来で、ハクサイ、ホウレンソウ、コマツナなど葉物野菜中心に一気に高騰する場面もあった。
例えば大阪市中央卸売市場(大阪市福島区)でのホウレンソウの卸売価格は、1月13日は1㌔当たり399円だった。ところが寒波に見舞われた1月25日には750円に跳ね上がった。
こうした野菜の乱高下に振り回されたのは一般消費者だけではない。生産農家も大きな打撃を受けている。12月時点で、1月に出荷を予定していた野菜が暖冬で早く成長しすぎて、想定外の12月に前倒しで出荷せざるを得なくなり、市場で超安値を招いた。
それだけではない。成長が早まった膨大な量の野菜は、輸送コストも出ず大量に廃棄処分に追い込まれてしまったのだ。消費者も生産者も、誰にもメリットのない異常寒波だった。

地下鉄民営化へ大阪市が方針案 市営バスも

地下鉄民営化へ大阪市が方針案 市営バスも

日本初の公営地下鉄である大阪市営地下鉄の民営化論議が本格化する。大阪市は2月3日、吉村洋文市長や市幹部らが集まる戦略会議で、市営バスも含めた民営化に向け、新会社などの基本方針案などを決めた。
2月16日開会の2月議会に提出し、最速で2017年春の民営化移行を目指す。しかし自民党や公明党内には、未着手の延伸計画が進まなくなるなどと慎重論が根強い。

47都道府県の厳選特産品470点そろえ都庁舎で物産展

47都道府県の厳選特産品470点そろえ都庁舎で物産展

全国47都道府県の名産・特産品計470点を集めた物産展が、東京・西新宿の東京都庁第1本庁舎45階の南展望台で開かれている。
各都道府県が食品や工芸品など10種類ずつ出品。英語、中国語、韓国語が話せるスタッフが外国人旅行者らに対応するほか、この3言語で名産・特産品を紹介するタブレットも設置されている。同物産展は3月31日まで。午前9時半~午後5時半。入場無料。

公共交通の空白地域解消へ大阪・河南町が実証実験

公共交通の空白地域解消へ大阪・河南町が実証実験

大阪府河南町は2月2日、公共交通の空白地域解消などを目指し、循環バスとタクシーを運行する実証実験を始めた。
バスは大人100円、子供50円、タクシーは大人200円、子供100円。実証期間は1年で、効果をみて本格導入するか決めるが、町は「町民の足」として定着させたいとしている。
運行を始めたのはマイクロバス2台とタクシー1台。路線バスが通らないルートなどを結び、町北部と南部に分かれている。タクシーは町東部と南部を運行。町が運営し、民間事業者に委託する。
河南町は人口約1万6000人で府南東部に位置し、富田林市と奈良県葛城市に接する。
府内では堺市が大人300円の乗り合いタクシーを運行、岬町でも空白地域を結ぶ100円のバスを運行しているが、採算面など課題もある。

春節 関空国際線旅客 最多の30%増の55万人見込む

春節 関空国際線旅客 最多の30%増の55万人見込む

新関西国際空港会社は、中華圏の旧正月「春節」を含む2月5~14日の国際線旅客数が前年比30%増の54万9200人、1日当たり5万4900人になるとの予想を発表した。
前年と同じ伸び率での増加であり、年間のピーク期で過去最高だった2015年お盆期間(2015年8月7~16日)は1日当たり5万3520人で、これを上回る規模となる見込みだ。
方面別旅客数をみると、韓国(6万6000人)、中国(6万2700人)、台湾(5万1300人)、東南アジア(3万2900人)、香港・マカオ(2万9600人)の順。

2015年農産物輸出 初の7000億円台達成 和食ブームで

2015年農産物輸出 初の7000億円台達成 和食ブームで

農林水産省が2月2日発表した2015年の農林水産物・食品の輸出額(速報値)は、前年比21.8%増の7452億円と初めて7000億円台に達し、3年連続で過去最高を更新した。海外での和食ブームや円安が後押しした。
政府は2020年に食品輸出1兆円を目指し、中間目標として2016年の7000億円を掲げていたが、これは1年前倒しで達成した。2013年から3年間で7割近く増えた。
品目別ではホタテ貝が前年比32.3%増の591億円と全品目で最大だったのをはじめ、リンゴが55.0%増の134億円、牛肉が34.6%増の110億円、緑茶が29.6%増の101億円といずれも初めて100億円台に乗せた。日本酒は21.8%増の140億円、コメは56.4%増の22億円。
輸出先は香港が1794億円と最も多く、以下、米国、台湾、中国、韓国と続いた。

中村芝雀一門招き大阪・通天閣で恒例「節分福豆まき」

中村芝雀一門招き大阪・通天閣で恒例「節分福豆まき」

大阪・通天閣(大阪市浪速区)で2月1日、節分を前に恒例行事「節分福豆まき」が行われた。「大阪府市民の繁栄と幸福」を祈願することを目的に、1957(昭和32)年から続く行事。
毎年各方面で活躍している人を招くが、今年は3月に5代目中村雀右衛門を襲名する歌舞伎役者の中村芝雀さんのほか、芝雀一門の中村京純さんと中村京由さんを招いた。
2015年12月に誕生した特別展望台「展望台パラダイス」と1階正面玄関前で、約300人の一般客に向け「福は内、鬼は外」の掛け声とともに、豆をまいて盛り上げた。

グランフロントで節分限定の近大キャビア新メニュー

グランフロントで節分限定の近大キャビア新メニュー

近畿大学(東大阪市)は、グランフロント大阪(大阪市北区)北館6階の養殖魚専門料理店「近大卒の魚の紀州の恵み近畿大学水産研究所」で2月3日限定で「近大キャビア」を使った新メニューを提供する。
ランチタイムには日替わり小鉢2品とみそ汁が付いた「近大マグロと選抜鮮魚の海鮮恵方巻き御膳~近大キャビアのせ~」(2106円)、ディナータイムには「近大マグロと選抜鮮魚の海鮮恵方巻き~近大キャビアのせ~」(1620円)をそれぞれ先着20名限定で提供する。

大阪・難波で真田幸村ら戦国武将コスプレパレード

大阪・難波で真田幸村ら戦国武将コスプレパレード

大阪・なんばウォークで1月30日、現在同地で開催している「大坂夏の陣」にちなんだ謎解きイベント『大坂なぞの乱 なんば隠れ城下町からの脱出~徳川来襲編~』の一環として、『戦国コスプレコンテスト&パレード』が行われた。
手づくりの衣装などで真田信繁(幸村)や猿飛佐助をはじめ、戦国武将に成りきった参加者らは赤備えに身を包み、時代劇さながらに声を挙げ、館内をパレードした。完成度、パフォーマンス度などをもとに審査が行われ、奈良在住の木下文香さん(22)が優勝した。
この謎解きイベントは今回の1月30~31日に続き、2月27~28日、3月19~20日に開催。人気ゲーム『戦国BASARA』のブースも登場する予定。