大阪府高槻市の農業用ハウスで、1粒の種から育ったトマトがこれまで6000個を超える実を付けた巨大なトマトの木に成長し、見学者を驚かせている。ここはプラスチック製造業の協和(高槻市)が持つ実験農場内のハウス。13年8月に種を蒔き、水耕栽培で育てたところ、茎の太さが最大3㌢、上部に水平に張ったネットを伝って枝や葉が9㍍四方に広がるまで大きくなった。
種はホームセンターなどで買える一般的な中玉サイズの品種で、水道水に鉄分やミネラルなどを含んだ液体肥料を入れ、根が栄養を十分吸収できるようポンプで24時間循環させるなどして巨大化に成功したという。
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ローマ法王に三輪そうめん「和製パスタ」献上
手延べそうめん製造・販売のマル勝高田商店(奈良県桜井市)は5月27日、高田勝一社長がバチカンで、ローマ法王フランシスコに三輪そうめんを献上したと発表した。献上したのは250㌘入り415円(税込み)で販売している「三輪の神糸」3㌔㌘。桐箱に入れて吉野和紙ののしをかけ、奈良市出身で国際的に有名な映画監督である河瀬直美氏に、墨で商品名を書いてもらった。その甲斐合って、法王には「パスタ ジャポネーズ」と喜んでもらったという。
同社のそうめんは乾燥やくっつき防止に一般的な綿実油ではなく、においのすくないイタリア産オリーブ油を使っていることなどがきっかけになった。検討を始めてから3年越しで実現したという。
JA兵庫六甲が神戸市内に地元農産品の直売所
1カ月水を与えなくても育つ“干ばつに強いイネ”を開発
農業生物資源研究所 主任研究員 宇賀優作(39歳)
加速する地球温暖化で、世界各地に思いもかけない形で起こる様々な天災。その結果、食糧難で飢餓の苦しみに追い詰められる国々が、まだまだ少なくありません。そんな食糧難から世界の子供たちを救うべく、1カ月間、水を与えなくても育つ“干ばつに強いイネ”の開発に取り組み成功したのが宇賀優作さんです。快挙と称賛する一方、夢のような、「うそ」と疑いたくなるような新品種の開発です。
人口増加や気候変動などによって食糧不足が懸念される中、いま世界各国の多くの学者が挙(こぞ)って研究を進めているのが、“干ばつに強いイネ”をつくることです。この熾烈(しれつ)な開発競争の中、いち早く極めて有益な解答を出したのが宇賀さんです。宇賀さんは世界で初めて“干ばつに強いイネの遺伝子”を発見。「ゲノム=遺伝情報」を分析し、新しいコメをつくる「イネゲノム育種」による品種改良で、なんと“1カ月、水を与えなくても育つイネ”の開発に成功したのです。
宇賀さんの快挙はTBS系で4/27放送の「夢の扉」で紹介されています。
1カ月水を与えなくても育つ“干ばつに強いイネ”を開発
農業生物資源研究所 主任研究員 宇賀優作(39歳)
加速する地球温暖化で、世界各地に思いもかけない形で起こる様々な天災。その結果、食糧難で飢餓の苦しみに追い詰められる国々が、まだまだ少なくありません。そんな食糧難から世界の子供たちを救うべく、1カ月間、水を与えなくても育つ“干ばつに強いイネ”の開発に取り組み成功したのが宇賀優作さんです。快挙と称賛する一方、夢のような、「うそ」と疑いたくなるような新品種の開発です。
人口増加や気候変動などによって食糧不足が懸念される中、いま世界各国の多くの学者が挙(こぞ)って研究を進めているのが、“干ばつに強いイネ”をつくることです。この熾烈(しれつ)な開発競争の中、いち早く極めて有益な解答を出したのが宇賀さんです。宇賀さんは世界で初めて“干ばつに強いイネの遺伝子”を発見。「ゲノム=遺伝情報」を分析し、新しいコメをつくる「イネゲノム育種」による品種改良で、なんと“1カ月、水を与えなくても育つイネ”の開発に成功したのです。
宇賀さんの快挙はTBS系で4/27放送の「夢の扉」で紹介されています。
4月23~5月7日(週間ランキング・トップ10)
農業輸出2030年に5兆円 産業競争力会議が提言
6月の成長戦略に向けた農業の改革案が出揃った。政府の産業競争力会議は5月19日、官民ファンドを活用した農産品加工事業の拡大や、酪農の自由化を柱とした提言を正式にまとめた。農産物の輸出額を2030年に5兆円まで増やすように提唱し、生産から加工・販売まで手掛けて付加価値を高める6次産業化を進めるように促した。
6次産業化は政府が市場規模を現在の1兆円から20年に10兆円にする目標を掲げるなど、農業の成長に向けた柱の一つだ。6次産業化を手掛ける事業に出資するために13年1月につくった「農林漁業成長産業化支援機構」は出資の対象を広げる方針だ。
安倍首相は農業委員会や農業生産法人の見直しを具体化するとともに、農協のあり方を抜本的に見直したいとし、農業改革を成長戦略の柱とすると強調している。