グリコが2/2から3種の地域限定ご当地ポッキー
江崎グリコは2月2日、地元食材を生かした「ご当地ポッキー」を地域限定で新発売する。北海道で「夕張メロン」、長野県で「信州巨峰」、近畿2府4県で「宇治抹茶」の計3種類。
訪日外国人客のおみやげ消費を狙い、関西、羽田、成田の3空港の免税店などでも販売する予定。1箱15本入りで、想定価格は税別800円。
サークルKとサンクスの店名、ファミマに一本化
コンビニエンスストア大手ファミリーマートと経営統合を予定しているユニーグループ・ホールディングスは、傘下のコンビニ「サークルK」と「サンクス」の店名を「ファミリーマート」に一本化する方針を固めた。経営統合を予定する9月をめどに改装を始め、3年間かけて完全移行する。
ファミリーマートの国内の店舗数は約1万1500店、約3700店のサークルK、約2600店のサンクスを大きく上回り、全国的に知名度の高いファミリーマートにそろえることが効率的と判断した。統合後のファミリーマートは約1万7800店となり、店舗数では業界首位の「セブンイレブン」にほぼ匹敵する規模となる。
大阪市の助成復活で新たにミナミの映画祭スタート
「日本の映画興行発祥の地」で、かつて映画の街として隆盛を誇った大阪・ミナミで映画祭が復活する。2月9~15日、千日前のトリイホールで開催される「精華千日前キネマ映画祭」だ。
このミナミの映画祭は平成7年から毎年開催されていたが、橋下徹・前大阪市長時代の25年、実行委員会の中心メンバーだった市が脱退したため、継続断念を余儀なくされた。だが、今回新たに市に申請した助成金の交付が決定。これにより新たなスタートを切ることになった。
期間中は日替わりで5人の弁士による無声映画を10本以上上映する。15日は坂東妻三郎出演の「雄呂血(おろち)」(大正14年)を上映する。弁士を第一人者の澤登翠(さわと・みどり)さんが務めるのも見どころ。11、13日は浪曲師の春野恵子さん、12、14日は講談師の旭堂南海さんも弁士として登場する。料金は1回1000円。各日午前11時~と午後3時~の2回上映。完全入れ替え制。
日本映画興行発祥の地となった「南地演舞場」は明治21年、現在の南海難波駅前にある商業施設「なんばマルイ」の場所の設立。同30年2月15日、フランス人のリュミエール兄弟制作の映画が上映されたのが、日本初の映画興行となった。
15年ワイン輸入量 チリ産が王者フランス産上回り1位に
財務省の貿易統計によると、2015年のボトルワイン(スパークリングを除く)の輸入量のうち、チリ産は前年比18%増の5万1593㌔㍑となった。これに対しフランス産は前年比3%減の5万1519㌔㍑にとどまり、わずかにチリ産がフランス産を上回った。
チリ産が伸びたのは2007年に発効した日本とチリの経済連携協定(EPA)により、関税が段階的に引き下げられ、1000円以下の安い価格でも本格的な味わいが楽しめるようになり人気を集めているもの。
こうした状況を裏付けるように、チリ産ワイン輸入量はこの10年で6倍超に増え、2013年にイタリア産を抜いて2位に進出、長年の王者フランス産に迫っていた。