109年前の最古級の木造駅舎閉鎖 南海「浜寺公園」
109年前に建設され、日本最古の木造建築の一つとされる南海電鉄「浜寺公園」駅の駅舎が閉鎖されることになり1月27日、セレモニーが行われた。堺市西区にある同駅は1907年、東京駅などを手掛けた著名建築家、辰野金吾氏らが設計し完成。現存する最も古い木造駅舎の一つとされている。
駅舎はいったん別の場所に移され、11年後に完成予定の新しい駅舎の玄関部分として活用されることになっている。
グランフロントで「大間のマグロ」振る舞う 青森フェア
グランフロント大阪(大阪市北区)北館6階で開催中のフェア「AOMORI FLOOR」で1月29日、目玉企画となる大間産マグロの試食(時間限定)と、津軽三味線の生演奏が催される。同フェアは主に食の分野で青森県の魅力を広めるのが狙い。
会場は同館飲食フロア「UMEKITA FLOOR」のメーンステージ。同日21時に来場した顧客に無料で「大間のマグロ」を振る舞う。トロ、赤身の刺し身で300人分程度を紙皿などで配布する予定。解体ショーなどは行わない。津軽三味線の生演奏は同日20時30分~と22時30分~に開催。
同フェアにはUMEKITA FLOORの全16店と、地下1階の「世界のビール博物館」「世界のワイン博物館」を合わせた18店舗が参加する。
ひらかたパーク2年連続の100万人突破 独自の存在感
開園100年を超える枚方市の老舗遊園地「ひらかたパーク」(ひらパー)が健闘、入場者は2年連続で年間100万人突破した。
ひらパーによると、1月23日現在の年間累計入場者数は約106万人で、2年連続で100万人を突破し、今年度は最終的に112万人程度まで到達する見込みだ。
平成25年、枚方市出身で人気アイドルグループ「V6」の岡田准一さんがイメージキャラクター「超(スーパー)ひらパー兄さん」に決まり、昨年度は「園長」に就任。今年度も園長続投が決定した。これに加え、ひらパー人気を支えたのが遊び心あふれたアトラクションやサービス、そして園長・岡田さんの主演映画とのタイアップなども奏功した。
この結果「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)と「東京ディズニーリゾート」(千葉県浦安市)のテーマパーク2強時代にあって、一時ささやかれた閉園の淵から復活、独自の存在感を示している。