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日本海の冬の味覚、北陸などでズワイガニ漁解禁

日本海の冬の味覚、北陸などでズワイガニ漁解禁

冬の味覚・ズワイガニ漁が11月6日、富山県以西、島根県に至る日本海で解禁された。北陸、近畿、山陰の各港から出た底引き網漁船が深夜、日付が変わるとともに操業を始め、脚を広げると約60㌢の雄、40㌢前後の雌が次々に甲板に引き揚げられ、各港ともまずまずの出足となった。
このうち、福井で水揚げされるズワイガニは通称、越前ガニと呼ばれ人気が高いが、今季から品質の良いものには「極」のブランドのタグを付け販売。地域の名産品ブランドとして訴求していくことになっている。漁期は雌が12月末、雄が2016年3月20日まで。

「介護」も「景気」も 大阪府知事選候補者に有権者の声

「介護」も「景気」も 大阪府知事選候補者に有権者の声

11月5日告示された大阪府知事選。有権者からは「維新」か「非維新」かの選択だけではなく、福祉や経済活性化など暮らしに直結する政策を求める声が上がっている。
「府全体の活性化や景気浮揚に短期間で結果を出せる現実的・建設的な政策を打ち出せるのは誰かをじっくり見極めたい」「すでに否決された都構想ではない、別の形での行政のムダを省くアイデアを具体的に示してほしい」「新しい知事には介護の基準を一本化し、統一ルールをつくってもらいたい」などの声が聞かれた。

キャベツ・レタス・ハクサイ・ダイコン値下がり

キャベツ・レタス・ハクサイ・ダイコン値下がり

野菜の小売価格が下がっている。農林水産省が11月4日発表した食品価格動向調査(10月26~28日)は、調査対象5品目のうち4品目が前週に比べ値下がりした。
キャベツは前週比16%安の1㌔236円、レタスも17%安の同604円。いずれも2週続けての値下がりとなった。ただ、これでも平年比ではキャベツで37%高、レタスも14%高の水準にある。
このほか、ハクサイは前週比12%安の1㌔217円、ダイコンも9%安の同167円だった。トマトは前週と同じ1㌔827円。

大阪市内でTPP説明会 内閣官房と近畿財務局

大阪市内でTPP説明会  内閣官房と近畿財務局

内閣官房と近畿財務局は11月4日、交渉が大筋合意した環太平洋経済連携協定(TPP)に関する説明会を大阪市内で開いた。企業や自治体、経済団体など約1000人が参加し、担当者から協定の概要などの説明を受けた。参加者からは例外的に市場開放しない投資・サービス分野のリストなど「詳細を早期に明らかにしてほしい」との声が相次いだ。説明会は全国3カ所で開かれる予定。

北海道でパプリカ栽培 富士電機などが植物工場

北海道でパプリカ栽培 富士電機などが植物工場

富士電機、清水建設、ウシオ電機は農業法人、北海道サラダパプリカ(北海道釧路市)に出資し、パプリカの栽培を始める。約3万平方㍍の土地に苗を促成する照明や空調を備えた植物工場を建設。2016年夏に初出荷する。北海道のほか首都圏のレストランなどへ販売し、20年に年産600㌧を目指す。現在はパプリカの国内消費のうち、9割を韓国やオランダからの輸入品が占めている。

住友化学 コメの生産・販売に乗り出す 業務用で拡大

住友化学 コメの生産・販売に乗り出す 業務用で拡大へ

住友化学がコメの生産・販売に乗り出した。今年は東北から九州の全国二十数カ所、約200㌶で栽培している。目標は通常のコシヒカリに比べ2割以上の収量を確保すること。農薬や肥料などを総合的に提案できる強みを生かして耕作面積を広げ、業務用を中心に販路を確保していく考えだ。
同社は昨年、農業ベンチャーからコメ品種に関する資産を取得した。コメの生産・販売は今年が実質的に初年度となる。2016年には生産を委託する面積を1000㌶に拡大する計画。外食やコンビニエンスストアなど販売先の確保に向けた取り組みも進めている。
住友化学は全国7カ所にある農業法人の運営に関わる。グループ会社が委託生産先からコメを買い取り、販売先も確保する。

維新・副首都化訴え 自民・維新政治からの脱却を

維新・副首都化訴え 自民・維新政治からの脱却を

11月22日投開票のダブル選に候補者を擁立する大阪維新の会と自民党が11月1日、大阪市内でそれぞれ街頭演説会を開いた。
大阪維新は前日に結党大会をした新党「おおさか維新の会」の存在をアピール。公約に掲げる「大阪の副首都化」を新党で目指していくとした。自民は、新党設立を巡る騒動を批判し、党派を超えた大同団結で維新政治からの脱却を図ると訴えた。

百貨店でコメ量り売り 神明HD まず阪急うめだ本店で

百貨店でコメ量り売り 神明HD まず阪急うめだ本店で

コメ卸最大手の神明ホールディング(神戸市)はコメを量り売りする直営店の展開を始める。味や香りに特徴があるブランド米をそろえ、産地や栄養価に詳しい販売員が接客する。都心の百貨店を中心に3年で50店に増やし、シニアや訪日客の需要を開拓する。11月1日に阪急阪神百貨店の阪急うめだ本店(大阪市北区)に「米処四代目 益屋」の1号店を開く。続いて、阪急百貨店大井食品館(東京都品川区)にも出し、2016年3月期中に首都圏や関西で計10店に増やす計画だ。

キッツ 16年度に魚養殖プラントを事業化

キッツ 16年度に魚養殖プラントを事業化

キッツ(千葉市美浜区)は、2016年度に魚養殖プラントの事業化に乗り出す。工業用バルブや流体制御機器で培った水浄化技術を活用。閉鎖循環型の陸上養殖システムを市場投入する。
同システムは天候を問わない安定生産などが可能。同社はEPC(設計・調達・建設)から運営、コンサルティングまで一貫したエンジニアリングサービスを武器に市場開拓する。同事業で早期に売上高20億円を目指す。
キッツは2012年6月からグループの水関連技術が製品・サービスを結集させ、水の循環技術などを開発してきた。ここで得た知見をもとに、陸上の工場などで魚を養殖する閉鎖型システムを独自に完成させた。
13年には実証実験としてタイで稚エビ、日本でヒラメの要職を開始。15年3月から茅野工場(長野県茅野市)内に養殖プラントを整備し、マダイを養殖している。

「おおさか維新」結党 代表に橋下氏 ダブル選へ弾み

「おおさか維新」結党 代表に橋下氏 ダブル選へ弾み

橋下徹大阪市長がらが旗揚げする新党「おおさか維新の会」は10月31日、大阪市のホテルで結党大会を開き、国会議員や地方議員ら約240人が「東京中心だった政治を変える」と気勢を上げた。大会には維新の党から除籍処分された大阪系議員ら18人が出席し、所用で欠席した参院議員1人と合わせ、新党には19人が参加する。
代表には暫定的に橋下氏が就任。幹事長に松井一郎大阪府知事、政調会長には市長選に出馬表明している吉村洋文前衆院議員が就く。
大会には、大阪系議員のほか、片山虎之助元総務相や下地幹郎元郵政民営化担当相らも出席した。新党は11月2日に総務省に届け出る。
新党は11月22日に投開票される大阪府知事・市長のダブル選へ弾みをつける狙いがある。