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ソフトバンクGが農業 IT使い野菜を効率生産

ソフトバンクGが農業 IT使い野菜を効率生産

ソフトバンクグループは、IT(情報技術)を使用した農作物の生産を始める。生育状況を常時把握・分析し、最適な栽培方法で品質を高める。2016年春に北海道で始め、数年内に全国10カ所に広げる。
無農薬栽培など高付加価値品も手掛け、インターネット通販でアジアの富裕層を開拓する。環太平洋パートナーパートナーシップ協定(TTP)の大筋合意もあり、農業の競争力向上が課題となる中、ITを生かしたモデルをつくる。
まず北海道白老町の農家と組んで、2016年春までに農業生産法人を設立する。連携する農家が同町に保有する約13㌶の農地を活用する。トマトやアスパラガスのほか、キャベツなど葉物野菜を中心に20~30品目を栽培する。ハウス栽培と露地栽培の両方を手掛ける。

霧島酒造 20年に売上高1000億円達成へ宮崎に新工場

霧島酒造 20年に売上高1000億円達成へ宮崎に新工場

霧島酒造(宮崎県都城市)は、同社の本社増設工場に新たに焼酎を1800㍉㍑の紙パックに充填する焼酎詰口工場を建設する。
同社は焼酎の販売が好調で、既存の詰口ラインの稼働率が高原状態なうえ、「2020年に売上高1000億円の達成」を目標としており、安定供給の維持と販売拡大に対応する。投資額は4億5000万円。
焼酎詰口工場に隣接して新工場の建屋を建設する。鉄骨構造2階建てで、延べ床面積は約2600平方㍍。完成は16年3月の予定。

大黒食品 トムヤムクンヌードル10/20全国で新発売

大黒食品 トムヤムクンヌードル10/20全国で新発売

即席めんを販売する大黒食品工業(群馬県玉村町)は10月15日、カップ麺「大黒トムヤムクンヌードル」を10月20日に日本全国で発売すると発表した。
販売価格は1食当たり190円で内容量は70㌘。魚介、鶏肉、スクマム(魚醤)をベースにココナッツミルクなどを加えたスープで仕上げている。細麺で具材はエビやネギなど。
パッケージにタイ国旗を使用、エスニック料理の中でも人気の高いタイ料理のトムヤムクンの味を手軽に楽しめることが売りだとしている。

相模屋食料 豆腐製造にロボット導入 売上高4倍超に

相模屋食料 豆腐製造にロボット導入 売上高4倍超に

相模屋食料(群馬県前橋市)は常識を覆すロボットによる製造法を確立し、導入以前と比べ売上高4倍以上に拡大させた。そんな同社のロボット採用の裏にあったのは、味に対する徹底的なこだわりだった。
「豆腐は冷やさず、熱いままで食べるのが一番おいしい。なぜ、その状態でパックしないのか?」通常、市販製品サイズに切断した豆腐を容器に詰めるのは人手作業。それを高温でやるのは不可能なため、水中で冷えてから詰める方式が定着し、そのまま自動機が普及した今も変わっていない。
しかし、同社は試行錯誤を重ねた末、コンベア上で容器と豆腐を組み合わせる方式を発案。容器に豆腐を収めるのではなく、豆腐にロボットが容器をかぶせ、後に反転させる仕組みで、最もおいしい、あつあつ豆腐を容器に収めることを実現した。
市販向けの豆腐製品を手掛ける相模屋食料は、2005年に稼働開始した第三工場で初めてロボットを採用している。

コメ 3年ぶり値上げ 飼料用米の増産で過剰感薄まる

コメ 3年ぶり値上げ 飼料用米の増産で過剰感薄まる

農林水産省は10月16日、2015年産米の出荷業者と卸売業者の相対取引価格が、9月平均で前年同月比5.6%高の60㌔当たり1万3178円になったと発表した。新米の相対取引価格の公表が始まる9月の値上がりは3年ぶり。飼料用米の増産などで、主食用の過剰感が薄まったのが理由という。

秋の和泉路1335人満喫「和泉弥生ロマン・ウオーク」

秋の和泉路1335人満喫「和泉弥生ロマン・ウオーク」

和泉市の和泉中央駅に隣接するアムゼ広場を主会場に、10月17日開幕した「第17回和泉弥生ロマン・ツーデーウオーク」。全国から1335人が参加し、山道が多くて難易度が高い40㌔や、仮装して歩ける2㌔のコースが設けられ、それぞれの楽しみ方で秋の和泉路を歩いた。18日は和泉市北部に向かって出発する22㌔、17㌔、10㌔の3コースがある。10㌔コースには元サッカー選手の森島寛晃さんがゲストで参加する。

関空 運営権売却 オリックス・仏バンシ連合に内定

関空 運営権売却 オリックス・仏バンシ連合に内定

新関西国際空港会社は関空と大阪国際(伊丹)空港の運営権売却の優先権交渉権をオリックスと仏空港運営大手バンシ・エアポートの企業連合に付与することを内定した。9月に締め切られた運営権売却の最終入札に応募したのは同連合のみ。国土交通省の承認を得て、2016年3月末に運営権が移管される。
新関西国際空港会社は今週開く取締役会でオリックス・バンシ連合を優先交渉権者に選ぶことを正式に決める。11月をめどに国交相の承認を得て、運営権売却の基本協定を結ぶ。運営権の総額は約2兆2000億円となる見込み。

金本氏 阪神監督に決定 球団要請を受諾

金本氏 阪神監督に決定 球団要請を受諾

プロ野球の阪神は10月17日、次期監督に就任を要請していたOBで野球評論家の金本知憲氏(47)から受諾の連絡があったと発表した。契約期間などは、19日以降の記者会見で明らかにされる見通し。
阪神は今季、セ・リーグで優勝争いを演じたが、シーズン最終盤に失速。3年ぶりに負け越しての3位に終わった。優勝の可能性が消えた直後の9月30日には就任4年目だった和田豊・前監督(53)の退任を発表。この直後から球団は、金本氏に絞り就任要請していた。

大阪・難波宮跡公園で移動舞台で開放的な野外文楽

大阪・難波宮跡公園で移動舞台で開放的な野外文楽

人形浄瑠璃文楽の魅力を広くPRしようと移動舞台で各地を回る「にっぽん文楽」が10月17日、大阪市中央区の難波宮跡公園で始まった。日本財団によるプロジェクトで、総ヒノキ造りの組み立て式舞台を設置。今年3月に東京・六本木で初公演を行い、今回初めて文楽の本拠地、大阪で開催となった。開放的な野外で飲食も同時に楽しめるのが特徴。
演目は道頓堀川開削400年を祝う「二人三番叟(さんばそう)」と「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)奥庭狐火の段」。おにぎりやカップ酒を手にする観客もいて、ビルを背景にちょっと変わったロケーションでの古典芸能を楽しんでいた。20日まで。1日2回公演、2000円(全席自由)。同プロジェクトは2020年の東京五輪まで全国を回る予定。

野菜と魚 関税完全撤廃へTTP発効後16年目までに

野菜と魚 関税完全撤廃へTTP発効後16年目までに

環太平洋経済連携協定(TTP)で、野菜や魚はすべての関税が16年目までに撤廃されることが分かった。撤廃品目数は、農林水産物834品目の約半数に達する見通しで、日本政府が「聖域」として交渉してきたコメ、牛・豚肉、乳製品、麦、砂糖の重要5項目以外は、ほとんどの関税が即時撤廃か数年間で段階的に撤廃される。
TTP交渉は元々、すべての品目の関税撤廃が原則とされてきた。このため、野菜ではホウレンソウやレタス、アスパラガス、ブロッコリー、キャベツなどにかかっている3%の関税がTTPの発効後すぐになくなる。タマネギは原則8.5%の関税が6年目に撤廃される。果物ではパイナップル缶詰などの一部の加工品を除いて、オレンジやサクランボなどの関税が段階的に下がり最終的にゼロになる。