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経済・教育の整備重視 市長選出馬の柳本氏が会見

経済・教育の整備重視 市長選出馬の柳本氏が会見

11月22日投開票の大阪市長選で、立候補を表明した自民党の柳本顕大阪市議は9月20日、大阪市内で記者会見し、市長選に向けた論点や意欲について語った。
骨子は①「都構想」を掲げる橋下市政で、政令市として国と連携した経済政策などは停滞している。真っ当な大阪市政を取り戻すため、市長選に勝つことが私の使命だ②地域の雇用創出などを具体的に提示した経済政策や、教育環境の整備を公約の柱としたい。総合区を中心とした市内の都市内分権、府市の課題解決方法なども主軸になる③大阪市を残す前提で市政改革をどう進めるかで議論を深めたい。ただ、維新とは「都構想」の訴えを降ろさない限り協調できない-など。

リチウムイオンの輸送性能7倍に 北陸先端大が開発

<新技術・新開発>

リチウムイオンの輸送性能7倍に 北陸先端大が開発

北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科の松見紀佳教授らは、リチウムイオンの輸出性能に優れる有機系固体電解質材料を開発した。有機ホウ素結晶とリチウム塩の固体を混合した材料で、溶解後に混合する従来法に比べ、イオン輸送性能が最大で7倍に広がることを突き止めた。自動車用リチウムイオン二次電池や高容量定置電源の性能向上につながる可能性がある。
松見教授らは材料の安定性を高めるためるため、針状結晶物が環状に連なったホウ素化合物を合成。さらにホウ素化合物とリチウム塩を固体のまま粉砕して混合、ペレット状にした。

ALSOK 9月中に急速充電器設置サービス

<産業・社会の動き>

ALSOK 9月中にEV急速充電器設置サービス

警備大手の綜合警備保障(ALSOK)は、商業施設などに電気自動車(EV)の急速充電器を販売・設置するサービスを9月中に始める。導入費用に対する政府の助成制度への申請も代行する。防犯カメラの設置など警備サービスも一緒に提案する。遅れている急速充電器の普及を後押しする。
ビルメンテナンスなどを手掛ける子会社のALSOK双栄(横浜市)と共同で展開する。首都圏や中部・近畿を中心に営業する。充電器本体と工事の費用は370万~540万円が目安。

常総市役所停電で蓄電池活用 エリーパワー

<産業・社会の動き>

常総市役所停電で蓄電池活用 エリーパワー

エリーパワー(東京都品川区)は、台風18号の影響による豪雨で停電した茨城県常総市役所石下庁舎で、同社の蓄電池が活用されたことを明らかにした。同庁舎では9月10日午後1時40分ごろに停電、同時に蓄電池から電源が供給され、フロアの照明や携帯電話の充電などに使われた。同市は今年3月、エリーパワー製の15㌔㍗時の蓄電池を導入していた

TDK 蓄電池に充電用電源10月から量産

<産業・社会の動き>

TDK  蓄電池の充電用電源10月から量産

TDKはリチウムイオン電池など蓄電池の充電用電源「EVSシリーズ」を10月から量産する。基本機能に絞り、採用しやすくするとともに、新たに最大出力電力300㍗品を加えた。価格は遠隔操作が可能な300㍗品が1万6600円(税抜き)、600㍗品が2万8300円(同)。5年後にシリーズ全体で1億2000万台販売を目指す。蓄電池を充電する際に電流を一定値に制御する機能を持つ電源、蓄電池の制御回路に搭載する。

サラダコスモ 国内初の機能性表示モヤシ発売

サラダコスモ 国内初の機能性表示モヤシ発売

サラダコスモ(岐阜県中津川市)は10月7日、機能性食品の大豆モヤシ「大豆イソフラボン子大豆モヤシ」を発売する。機能性表示食品として、消費者庁に受理された。この4月に同制度が始まって以来、生鮮野菜の受理は初めて。
大豆イソフラボンの働きのうち、今回の機能性表示は骨の健康維持に焦点をあて、パッケージで”健康”を訴求している。商品は同社の信州第一工場(長野県駒ケ根市)で生産。スーパーなどの店頭価格で200㌘入り70円程度を想定する。

イオン農業法人のコメ収穫始まる 農地バンク活用で

イオン農業法人のコメ収穫始まる 農地バンク活用で

イオンは9月19日、埼玉県羽生市でコメの収穫を本格的に始めた。政府が推進する、意欲のある生産者に農地を貸す「農地バンク」を活用する制度で、今回が初の生産、収穫となる。作付面積は15.4㌶で、埼玉県産のブランド米「彩のかがやき」やコシヒカリなどを育てている。10月中旬から埼玉県内のスーパーで販売する予定。子会社のイオンアグリ創造(千葉市)が羽生農場で10月にかけて順次、収穫する。

中央魚類が「海のエコラベル」販売認証取得 卸で初めて

中央魚類が「海のエコラベル」販売認証取得 卸で初めて

中央魚類は、環境や資源保護の配慮した水産物に与えられる「海のエコラベル」の付いた製品を販売できる認証を得た。国際的な非営利団体の海洋管理協議会(MSC)と水産養殖協議会(ASC)が定めた、流通管理基準などを満たしたCoC認証で、東京・築地市場の卸会社が取得するのは初めて。2020年の東京五輪で提供する魚には同ラベルが必要になる予定だ。

日清食品 シンガポール風即席カップめん ラクサ投入

日清食品 シンガポール風即席カップめん、ラクサ投入

日清食品は即席カップめん「カップヌードル」のエスニック風味商品としてシンガポール風ラクサを9月28日に発売する。エスニック風味商品は2014年4月にタイのトムヤンクン味を発売。品切れになる人気となった経緯があり、今回はそれに続く第2弾。
ラクサは、シンガポールをはじめとする東南アジアで人気のめん料理で、ココナツミルクのまろやかな甘さに、スパイスの辛みが重なり合ったコク深いスープが特徴。具材は蒸し鶏やコリアンダー、スクランブルエッグなどを使用した。スープ開発ではグループの日清食品シンガポールの協力を得て、本場の味に仕上げた。税抜き価格は180円。

日本水産 大阪・舞洲に大型冷蔵施設 関西の保管能力増強

日本水産 大阪・舞洲に大型冷蔵施設 関西の保管能力増強

日本水産は大阪市内に約72億円を投じ、大型の冷蔵保管施設「大阪舞洲物流センター」を立ち上げる。大阪港に輸入した冷凍・冷蔵貨物の保管やスーパーなどの物流業務を受け、年間8億円の売上高を目指す。
新施設は5階建てで、子会社の日水物流(東京都港区)が約2万4700平方㍍の敷地に建てる。延べ床面積は約1万9000平方㍍。食品の保管能力は約2万5400㌧で、関西地区の能力を6割引き上げる。同社全体では約35万㌧と約7%高める。