「経済」カテゴリーアーカイブ

大阪取引所8/3から「旧市場館」80年記念イベント

大阪取引所8/3から「旧市場館」80年記念イベント

大阪取引所は8月3日から、同社が入居する大阪証券取引所ビルの一角に面影をとどめる「旧市場館」の落成80周年を記念したイベントを開催する。旧市場館は2004年に現在の高層ビルに建て替えられたが、円柱形のエントランス部分は当時のまま保存されている。大阪の株式市場と市場館の歴史しを振り返るパネルを展示するほか、投資に関する講演会やセミナーを開く。「市場館80周年JPX北浜フェスタ」と題して9月末まで開催する。

6月近畿の失業率3.9%に 5カ月連続の改善

6月近畿の失業率3.9%に 5カ月連続の改善

総務省が7月31日発表した近畿2府4県の6月の完全失業率(原数値)は、前年同月比0.3㌽低下の3.9%となり、5カ月連続で改善した。厚生労働省が発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの1.10倍だった。訪日外国人の増加で宿泊業や小売業の求人が好調を維持しており、金属加工などの製造業も求人が伸びている。

真夏の夜空に色鮮やか1万3000発 PL花火

真夏の夜空に色鮮やか1万3000発 PL花火

大阪の夏の風物詩「PL花火芸術」が8月1日、大阪府富田林市のPL教団大本庁で開催され、真夏の夜空に色鮮やかな大輪の花が咲き乱れた。約1万3000発が打ち上げられ、教団発表によると約7万3300人の浴衣姿の家族連れなどが、繰り広げられる夜空のアートに酔いしれた。
直径30㌢の尺玉324発を連発で打ち上げる「珠玉の名花」、多彩な花火が連なる「虹の花壇」、ぼたんや菊を表現した淡い色の「スターマイン」などが次々と夜空を彩った。

大阪27カ月連続上昇 7月京阪神の消費者物価指数

大阪27カ月連続上昇 7月京阪神の消費者物価指数

京阪神の7月の消費者物価指数(速報値)が7月31日発表され、価格変動の激しい生鮮食品を除く総合指数は、神戸市では2013年6月から25カ月続いた上昇が止まり、前年同月と同じだった。京都は、前年同月比で2カ月ぶりに下落した。ガスやガソリン価格の下落が要因とみられる。一方、大阪は27カ月連続で上昇した。2010年を100とした各市の指数は、大阪103.1(前年同月比0.2%上昇)、京都103.9(同0.2%下落)、神戸103.0だった。

海遊館株 大阪市が近鉄Gに24億8000万円で売却

海遊館株 大阪市が近鉄Gに24億8000万円で売却

大阪市は7月31日、市が保有する水族館「海遊館」(同市港区)の株式全1万株を、近鉄グループホールディングスに24億8000万円で売却した。これに伴い1990年にオープンした海遊館は、8月1日付で市の外郭団体の指定が解除され、完全民営化される。

大商 マイナンバー対応支援でNTT西日本と連携

大商 マイナンバー対応支援でNTT西日本と連携

大阪商工会議所は7月29日、社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度への対応を支援するため、西日本電信電話(NTT西日本)のサービスを会員企業向けに提供すると発表した。通常よりも通常よりも3割程度安くし、遅れている中小企業の対応を促す。取り扱い既定の策定や組織の整備などを理解する研修会を設けるほか、情報セキュリティーを導入してアクセスなどを管理する。ID5個で従業員100人程度に対応できるといい、料金は年間10万2000円。

近畿の中小企業支援制度説明会に300人 経産省

近畿の中小企業支援制度説明会に300人 経産省

経済産業省と近畿経済産業局は7月29日、関西の中小企業向けに「3つの見える化」と題し、支援の仕組みについて説明会を大阪市内で開いた。関西圏に拠点を持つ企業や自治体、業界団体の関係者約3000人が参加。山際大志郎経済産業副大臣は「近畿が元気にならなければ、本当の意味で日本経済は復活しない」などと話した。

近畿の7月景況判断は据え置き 雇用「改善している」

近畿の7月景況判断は据え置き 雇用「改善している」

近畿財務局は7月29日発表した7月の管内経済情勢報告で近畿2府4県の景況について「緩やかに回復しつつある」との総括判断を据え置いた。また、有効求人倍率が15カ月連続で1倍を超えていることなどから雇用情勢を「緩やかに改善している」から「改善している」に判断を引き上げた。

東和薬品 なみはやドームの命名権「ラクタブ ドーム」

東和薬品 なみはやドームの命名権「ラクタブ ドーム」

東和薬品は7月29日、大阪府門真市の「府立門真スポーツセンター(なみはやドーム)」の命名権を大阪府から取得し、10月1日から新たな愛称を「東和薬品RACTAB(ラクタブ)ドーム」とすると発表した。
ラクタブとは、水なしで口の中で溶ける錠剤を製造する同社の技術名という。命名権の契約金は年額1000万円で、期間は5年の予定。東和薬品は門真市内に本社や工場などがある。また、愛称でジェネリック医薬品(後発薬)の認知度を高めるのが狙い。

25年万博 候補に6カ所 大阪府、経済界と協議し判断

25年万博 候補に6カ所 大阪府、経済界と協議し判断

2025年の国際博覧会(万博)の誘致を健闘している大阪府は7月28日、万博記念公園(吹田市)など6カ所を開催可能地として候補に挙げた。府が設置した有識者の「誘致構想検討会」が同日示した。松井一郎知事は経済界などと協議したうえで、誘致に踏み切るかを判断する。
候補地として挙がった6カ所は①万博記念公園と彩都東部(茨木市)②服部緑地(豊中市)③鶴見緑地(大阪市鶴見区、守口市)④舞洲(大阪市此花区)⑤大泉緑地(堺市北区)⑥りんくう公園とりんくうタウン(泉佐野市、泉南市、田尻町)。
検討会は、関西国際空港や大阪国際空港からのアクセスが良く、100㌶以上の用地が確保できる場所を選んだ。25年開催には、16年の早い時期までに知事の正式表明が必要とされる。