「経済」カテゴリーアーカイブ

「なんばウォーク」商品券 訪日外国人客に照準

「なんばウォーク」商品券 訪日外国人客に照準

大阪地下街(大阪市)は、同社が運営する大阪運営する大阪・ミナミの地下街「なんばウォーク」で使える商品券を海外の旅行会社に販売し始めた。額面は500円で、今秋までに台湾や中国など約2万枚販売する計画。
訪日ツアーの買い物コースになんばウォークを組み込んでもらう。商品券「Wan(ワン)チケ」は額面よりも安く旅行会社に売り、ツアー客らに配布してもらう。実際の買い物の支払いに使えるのは7月1~11月30日まで。別途、多言語の案内地図も用意する。

道頓堀川万灯祭 1300個の提灯が夜を彩る

道頓堀川万灯祭 1300個の提灯が夜を彩る

今年で開削400年を迎えた大阪・ミナミの道頓堀川で7月1日、1300個の提灯が夜を彩る「道頓堀万灯祭」が開幕した。川沿いの両岸約800㍍にぎっしりと飾られ、午後7時ごろカウントダウンの合図で一気に点灯した。光源には発光ダイオード(LED)の電球を使用し、8月31日まで毎晩点灯する。

45年目「新婚さん」文枝さんにギネス認定

45年目「新婚さん」文枝さんにギネス認定

朝日放送(大阪市福島区)の人気番組「新婚さん いらっしゃい!」の司会者で落語館の桂文枝さん(71)が、テレビの「同一司会者によるトーク番組の最長放送」を達成したとして、ギネス世界記録に認定された。同局で7月2日、公式認定員から認定書を受け取った。
1971年1月に放送開始。文枝(当時は桂三枝)さんとパートナーが新婚生活や2人の馴れ初めなどについて尋ねるトーク番組で、今年で45年目になる。この間、パートナーが7人を数え、現在は山瀬まみさん(45)が務めている。

大阪府が「政令市連携室」設置 大阪会議事務局

大阪府が「政令市連携室」設置 大阪会議事務局

大阪府は7月1日、大阪、堺両市との二重行政解消を図る「政令市連携室」を設置した。次長級の松井芳和室長をトップに職員13人の態勢で業務にあたる。この連携室は、自民党が提案し設置が決まった「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の事務局を担う。このほか、大阪市と堺市が関係する広域施策の調整なども行う。
大阪市も1日、府との連携調整や大阪会議の事務局を担う部署を政策企画室内に新設。西山忠邦・同室理事をトップに職員14人で構成する。堺市は、同様の業務を市長公室企画部内の4人が担当する。

近畿運輸局が観光部を新設 訪日客受け入れ体制整備

近畿運輸局が観光部を新設 訪日客受け入れ体制整備

近畿運輸局は7月1日付で、地域の観光行政を専門に担う「観光部」を新設した。官民横断で取り組みを進める「観光企画課」など3組織を傘下に置く。外国人観光客の受け入れ体制などを整える。地域の交通環境を担う組織と、物流を統括する組織も一体化する。

上昇率トップ10にハルカスとグランフロント 15年路線価

上昇率トップ10にハルカスとグランフロント 15年路線価

国税庁は7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる2015年分の路線価(1月1日時点)を公表した。最高路線価の上昇率の全国トップ10をみると、「あべのハルカス」開業の効果で、天王寺のJR天王寺駅西側は前年比12.8%増で3位。隣接する阿倍野も10.2%増で10位だった。9位はJR大阪駅北側の商業施設「グランフロント大阪」前の10.3%増だった。
近畿の路線価は32年連続首位の大阪・梅田の阪急百貨店南側(大阪市北区角田町)で、1平方㍍当たり832万円(前年比10.1%増)だった。近畿2府4県の約5万5300地点のうち、1万3300地点で地価が上昇。
府県別の平均では京都が0.1%増、滋賀は横ばいで、2010年に現行の方式で統計を取り始めて以降、京都、滋賀とも初めてマイナスから脱した。他は大阪0.5%増、、兵庫0.7%減、奈良0.6%減、和歌山2.7%減となっている。

「ハリポタ」集客の起爆剤 14年度USJ最高益

「ハリポタ」集客の起爆剤 14年度USJ最高益

テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)を運営するユー・エス・ジェイの2015年3月期の決算は、売上高が前期比44%増の1385億円、営業利益が61%増の390億円でともに過去最高だった。
2014年7月にオープンした映画「ハリー・ポッター」エリアが集客の起爆剤となり、大幅な増収増益となった。最終利益は前期の約3.5倍の222億円。14年度の入場者は過去最高の1270万人を記録した。1月に入場料を値上げしたほか、ハリポタエリアの名物飲料「バタービール」をはじめとするグッズ販売が好調なことも業績を押し上げた。
7月からは人気のアニメ「妖怪ウォッチ」や漫画「ワンピース」のイベントを開催し、夏休みの家族連れの取り込みを狙う。

好運の”愛染パラパラ” 天王寺で「愛染まつり」

好運の”愛染パラパラ” 天王寺で「愛染まつり」

大阪三大夏祭りの一つ「愛染(あいぜん)まつり」が6月30日、大阪市天王寺区の四天王寺支院・愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)で始まった。IR天王寺駅近くから愛染堂まで約1.5㌔を、浴衣姿の12人の愛染娘らによる「宝恵(ほえ)かごパレード」があり、あいにくの小雨の中だったが、約100人が威勢よく練り歩いた。祭りは2日まで。
愛染まつりは1400年の歴史があり、祭りで降る雨は「愛染パラパラ」と呼ばれ、雨に降られた男女は結ばれるという。

府内中小企業の6割超がボーナス「支給」7年ぶり

府内中小企業の6割超がボーナス「支給」7年ぶり

大阪シティ信用金庫(大阪市)が6月29日発表した大阪府の中小企業を対象とした調査によると、今夏のボーナスを「支給する」と答えた企業の割合は62.9%で、昨夏と比べ3.5㌽伸びた。増加は3年連続で、2008年以来7年ぶりに6割を超えた。
業種別では、サービス業が16.2㌽増の74.0%、運輸業が16.1㌽増の61.6%と上昇幅が大きかった。支給すると回答した企業の1人当たり平均支給額は、1377円増の25万7355円。調査は6月上旬に大阪府の取引先1150社を対象に実施し、1062社から有効回答を得た。

百舌鳥・古市古墳群 世界遺産登録へ 堺市民の会設立

百舌鳥・古市古墳群 世界遺産登録へ 堺市民の会設立

堺市などの百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を市民レベルで盛り上げようと、堺商工会議所や堺市自治連合協議会らが発起人となり、堺市民の会を設立した。設立記念式が6月27日日に堺区の市総合福祉会館であり、390人が参加した。医師会や市民団体など22団体や個人の計201人が登録しており、今後も会員を募り世界遺産登録に向けた機運醸成を図る。