「経済」カテゴリーアーカイブ

教育・歴史・経済学者19人が都構想の欠点訴え

教育・歴史・経済学者19人が都構想の欠点訴え

地方自治や都市計画が専門の学者19人が5月5日、大阪市内で記者会見し、都構想のデメリットを訴えた。会見は「都構想で暮らしや都市に危険が及ぶことを研究者として宣言する」との目的で、京大大学院の藤井聡教授(都市社会工学)らが呼びかけ、教育や歴史、経済学者ら126人が賛同。うち102人が「市民サービスが低下する」「財源や権限を失う損失が大きい」などの意見書をまとめた。
これに対しこの日、遊説予定がなかった橋下徹市長はツイッターで、学者がどのような説明をしようが自由だが、反対のための反対論を唱えるのは違う–と反論した。

ルクアイーレに「梅田 蔦屋」5/8 開業

ルクアイーレに「梅田 蔦屋」5/8 開業

JR大阪駅北側のビルに開業した商業施設「ルクア1100(イーレ)」(大阪市北区)の中核店舗として5月8日にオープンする滞在型の大型書店「梅田 蔦屋書店が4日、公開された。9階の店内に幅広い分野の書籍を20万冊取り揃え、本を読みながら飲食を楽しめるカフェやネイルサロン、靴磨き店などを併設している。「代官山 蔦屋書店」(東京都)などに続く4店目で、西日本では初めて。

大阪の陣400年 近鉄道明寺駅前で両陣営が武将行列

大坂の陣400年 近鉄道明寺駅前で両陣営が武将行列
大坂夏の陣(1615年)の皮切りとなった「道明寺合戦」の舞台、藤井寺市で5月3日、合戦から400年を記念するイベントがあり、豊臣秀頼や徳川家康ら両陣営の武将らの姿に扮した市民ら50人が、商店街や近鉄道明寺駅前を練り歩いた。
地元のまちづくり協議会が企画。勝どきが商店街に響き、沿道の人らは盛んにシャッターを切っていた。また、合戦の地となった石川の河川敷ではチャンバラ大会、和太鼓演舞組曲の上演などがあり、多くの人出でにぎわった。

大同生命 中小機構近畿本部と中小企業支援で提携

大同生命 中小機構近畿本部と中小企業支援で提携

大同生命保険は、中小企業基盤整備機構近畿本部と中小企業支援で業務提携した。連絡窓口をそれぞれ設置して、中小企業の実態を把握、中小企業のニーズをもとに、新しいサービスの開発や提供などにつなげるのが狙い。
まず5月から中小機構が展開する各種の経営支援サービスを、近畿圏内の大同生命の営業職員約680人を通じて紹介する業務から始める。中小機構のノウハウを活用し経営支援にまで踏み込むことで、広く中小企業の支援策を講じる。

大阪府1~4月で最悪の419件に倍増 特殊詐欺

大阪府1~4月で最悪の419件に倍増 特殊詐欺

大阪府警捜査2課は5月2日、府内で1~4月に起きた特殊詐欺の認知件数は419件で、昨年同期から倍増し過去最悪だったと発表した。被害総額は役10億2000万円。年間被害額が過去最悪だった昨年の同期より約7500万円多かった。
とくに医療費や保険金が返ってくると偽って被害者にATMを操作させ、逆に金を振り込ませる「還付金詐欺」が212件と昨年同期の36件から6倍に、被害額も約6.4倍となる約2億1000万円に上った。

「経世済民の男」小林一三の生涯をドラマ化 ロケ公開

「経世済民の男」小林一三の生涯をドラマ化 ロケ公開

NHK大阪放送局は5月2日、鉄道を足掛かりに、百貨店や宝塚歌劇団など独創的な事業を展開し、阪急電鉄の礎を築いた小林一三の生涯を描いたドラマのロケを阪急正雀(しょうじゃく)工場(大阪府摂津市)で公開した。この日は主演・小林一三役の阿部サダオさん(45) らが、阪急電鉄の前身、箕面有馬電気軌道の開業を迎えるシーンを撮影した。このドラマは9月に「経世済民の男」として放送される。

和泉市で「卑弥呼展」開幕 最新卑弥呼像を一見

和泉市で「卑弥呼展」開幕 最新卑弥呼像を一見

大阪府和泉市の府立弥生文化博物館で5月1日開幕した春季特別展「卑弥呼-女王創出の現象学-」は、近年の調査・研究成果から新しい邪馬台国の女王・卑弥呼像を紹介する。7月5日まで。
会場には卑弥呼が中国・魏から贈られた鏡としての説がある三角縁神獣鏡、奈良県田原本町の唐古・鍵遺跡で出土した道教の仙薬とされる褐鉄鉱の容器などが並ぶ。
奈良県桜井市の纏向(まきむく)遺跡で卑弥呼の宮殿とも説かれる3世紀前半~中ごろの大型建物跡が見つかるなど、卑弥呼の時代の解明は近年大きく進展している。入場料は一般600円、65歳以上、高校・大学生400円。

府内中小企業の34%が医療機器製造業との連携希望

府内中小企業の34%が医療機器製造業との連携希望

大阪府の調べによると、府内の中小企業の34%が医療機器製造業との連携連携(マッチング)を希望していることが分かった。ただ、医療関連企業との取引経験や医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づく事業許可の有無により、企業の行動が異なるため、府はきめ細かい相談や連携支援策を検討する必要があるとみている。
企業が府などの公的機関に希望する支援策(複数回答)として「医療関連機器メーカーとのマッチング」(33.7%)が最も多く、「資金支援」(32.5%)が続いた。府の大阪産業経済リサーチセンターが2014年7~8月に調べ、金属製品やプラスチック製品などをつくる府内の主な中小企業450社が答えた。回答企業は年間売上高10億円未満、従業員50人未満規模が多い。

ルクア売上高66億円 イーレ開業で好調

ルクア売上高4月は66億円 イーレ開業で好調

JR西日本SC開発は5月1日、JR大阪三越伊勢丹の跡を改修し4月2日に開業した駅ビル商業施設「ルクア1100(イーレ)」と隣の専門店街「ルクア」の4月の来館者数が計720万人で、売上高が66億円だったと発表した。
百貨店として営業していた前年同期と比較して来館者数は約6割、売上高は約5割増えた。ルクアとイーレは年間で売上高770億円、来館者数7000万人の目標を掲げている。

オリックス・仏社が入札参加を発表 関空・伊丹運営権

オリックス・仏社が入札参加を発表 関空・伊丹運営権

オリックスと空港運営大手の仏バンシ・エアポートは5月1日、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営権入札に参加することで、基本合意したと正式発表した。両社は5月22日の1次入札に参加する。
両社は4月28日に企業連合体を組むとの書類を新関西国際空港会社に提出した。また、両社は他の国内企業などにも連合体への参加を呼び掛けて、出資比率を詰める。