「経済」カテゴリーアーカイブ

グリコがJR新大阪駅ナカに調理場併設菓子店

グリコがJR新大阪駅ナカに調理場併設菓子店

江崎グリコはJR新大阪駅改札内に、調理場併設の菓子販売店「ぐりこ・や Kitchin エキマルシェ新大阪店」を3月4日に開店する。主力製品の「プリッツ」を応用した同店舗限定の揚げ菓子「Pritta(プリッタ)」を販売。出張ビジネスでの駅利用者を想定し、ビールなどに合うおつまみ用の味を充実させる。直径12㍉、長さ160㍉の円柱形、7本入り380円(消費税込み)。プリッタはスイーツタイプ、おつまみタイプなど全6種類そろえる。

ミキハウスが従業員1人最大50万円臨時ボーナス

ミキハウスが従業員1人最大50万円臨時ボーナス

ベビー・子供服の「ミキハウス」を展開する三起商行(大阪府八尾市)の木村皓一社長は2月22日、全従業員に総額3億円超の臨時賞与を支給する方針を明らかにした。中華圏の旧正月「春節」旅行者はじめ訪日外国人向け商戦が好調なためで、パート従業員含めて1人当たり最大50万円程度を支給する。また、4月には月額1万円程度のベースアップを実施する予定で、新卒初任給も1万5000円引き上げるという。

近畿大と大阪府が都市インフラ整備で包括連携協定

近畿大と大阪府が都市インフラ整備で包括連携協定

近畿大学と大阪府は、都市整備政策に関する包括連携協定を結んだ。理工学部の社会環境工学科といった土木系学科が中心となり、道路や下水道などの都市インフラについて府の都市整備部と共同で、研究活動や研修を実施する。近畿大が持つ土木技術の研究ノウハウを活用して、大阪府は都市インフラの管理・保守に役立てる方針だ。連携は大阪府が打ち出している地域の特性を生かしたインフラの維持・管理に向けた取り組み「地域維持管理連携プラットフォーム」の一環。府は2014年11月、大阪市立大学大学院工学研究所と大阪府南部の泉北・泉南エリアのインフラに関して包括連携協定を結んでいる。

「外国人増えた」過半数 大商が大阪繁華街調査

「外国人増えた」過半数  大商が大阪繁華街調査

大阪商工会議所が大阪なんばエリアなどを訪れる外国人観光客の購買行動や小売り・飲食店の対応実態把握のために行った調査によると、店を訪れる外国人観光客が「増加傾向」「やや増加傾向」と回答した店は50.4%で2013年度比9.5ポイント増えていることが分かった。同様に中国人観光客も同18.3ポイント増の45.7%と増加していた。中国人観光客のの人気商品は、中国の有名ブロガーが紹介したブルゾンや和包丁・セラミック包丁、化粧品などだった。

大証の調査は14年11月4日~28日に実施した。「船場~なんば」「天王寺・あべの」の両地域の商店街などの飲食店など5279店が対象で、このうち864店から有効回答。

 

USJ 14年度の入場者数 開業直後の1102万9000人突破

USJ 14年度の入場者数 開業直後の1102万9000人突破

テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の2014年度の入場者数が2月20日午前、過去最高を更新した。これまでの最高は開業直後の2001年度のの1102万9000人。14年7月に開業した映画「ハリー・ポッター」の世界を再現したエリアが人気を集め、月間入場者数は同月から7カ月連続で過去最高を更新。今年度は最終的に1200万人超えを見込む。記録更新の瞬間、園内では花火が上がり、人気キャラクターのエルモやスヌーピーが登場してお祝いムードを盛り上げた。

大阪地区百貨店1月売上高2.2%増と7カ月連続のプラス

大阪地区百貨店1月売上高2.2%増と7カ月連続のプラス

日本百貨店協会が2月19日発表した大阪地区の百貨店売上高は、前年同月比2.2%増の686億円と7カ月連続プラスだった。伸び率は東京地区の0.7%を上回り、全国で最大。福袋などの初売りが盛況で、外国人観光客の来店が増えた。商品別では、外国人に人気が高い化粧品が15.4%増。高額商品の美術・宝飾・貴金属も16.7%増だった

神戸地区は2.4%減の143億円。京都地区はJR京都伊勢丹が計算方法を変更した影響もあり、13.2%減の210億円だった。なお、1月の全国百貨店売上高は既存店ベースで2.8%減となり10カ月連続で前年を下回った。東京と大阪はプラスとなったが、主要10都市以外の地方では5.5%減となり、大都市と地方の差が大きく開いた。

近畿2カ月ぶり貿易赤字 LNGの輸入増加響く

近畿2カ月ぶり貿易赤字  LNGの輸入増加響く

大阪税関が2月19日発表した近畿2府4県の1月の貿易概況によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支(速報値)は756億円の赤字だった赤字は2カ月ぶり。発電などに使う液化天然ガス(LNG)の輸入増加が響いた。輸入額は前年同月比10.9%源の1兆3803億円。原油などは価格下落の影響で輸入額が大幅に減少したが、パプアニューギニアやナイジェリアからのLNGは増加した。輸出額が19.9%増の1兆3047億円で、中国やシンガポール向けスマートフォン向けメモリーや、中国向け液晶部品が1月として過去最高を更新した。

関空1月の外国人旅客数38%増の55万人で最高更新

関空1月の外国人旅客数38%増の55万人で最高更新

新関西国際空港会社が2月18日発表した1月の関西国際空港の運営概況(速報値)によると、国際線の外国人旅客数は前年同月比38%増の55万7490人となり、1月として過去最高となった。アジアを中心とした訪日外国人は引き続き校長に推移するとみられ、2014年度は外国人旅客数が年度ベースで初めて日本人を上回りそうだ。

一方、国際線の日本人旅客数は同10%減の50万50人となり、13カ月連続で前年実績を下回った。円安で割高感のある海外旅行を控える流れが続いている。

都構想視野に病院や学校の再編・整備に府が15億円計上

都構想視野に病院や学校の再編・整備に府が15億円計上

大阪府が2月16日発表した3兆2885億円の2015年度一般会計当初予算案によると、大阪都構想を視野に大阪市との連携を進める事業に計約15億円を計上していることが分かった。これは、松井一郎府知事幹事長を務める大阪維新の会が主張する大阪都構想を視野に、病院や学校の再編・整備など大阪市との連携を進める事業に充てられるもの。市立天王寺動物園の夜間開園へ向けた設備整備など、市の施設や事業に対する予算も含まれている。

大阪・ミナミで春節休暇の中国人飲食・買物客らが急増

大阪・ミナミで春節休暇の中国人飲食・買物客らが急増

2月18日に始まる春節(中華圏の旧正月)を前に、すでに大阪・ミナミの観光名所周辺を中国人を中心としたインバウンド(訪日外国人)の姿が急増している。戎橋周辺、心斎橋筋商店街、道頓堀周辺、黒門市場、高島屋大阪店、ビックカメラなど様々な場所で、飲食店前で行列をつくり、家電販売店や免税店などで両手一杯に買い物を楽しむ姿が目立つ。昨年に比べ、格安航空会社の増便、ビザ緩和、免税対象品目の拡大が加わって、顧客数はもとより消費額も昨年を大幅に上回ることは間違いないだろう。