「和食材のニュース」カテゴリーアーカイブ

生カキ卸価格1割安 出荷堅調も需要振るわず

生カキ卸価格1割安  出荷堅調も需要振るわず

旬を迎える生カキの卸価格が下がっている。東京・築地市場でむき身は前年同時期に比べ1割安の1㌔1900円程度が中心。三陸産が出回り始めた10月上旬に比べ1000円ほど下がった。生育状況が良く出荷が堅調な半面、昼間の最高気温がいぜん高めで、比較的暖かい日が続いていることで、なべ物などの需要が振るわないためだ。

りそな銀が関西の特産品集め「ふるさと名物応援フェア」

りそな銀が関西の特産品集め「ふるさと名物応援フェア」

関西の特産品を全国に広めようとりそな銀行は10月23日、大阪市中央区のマイドームおおさかで「りそなふるさと名物応援フェア」を開催した。食品や日本酒、雑貨などの約50社が出展し、百貨店やスーパーのバイヤーらにアピールした。近畿経済産業局が「ふるさと名物普及事業」の一環として開催を支援した。

「世界パスタデー」前にパスタでエッフェル塔

「世界パスタデー」前にパスタでエッフェル塔

世界各地でパスタの魅力を伝える行事がある「世界パスタデー」(10/25)を前に、スイスホテル南海大阪(大阪市中央区)のロビーに10月23日、パスタで作った高さ1.7㍍のエッフェル塔が登場した。
11月2~8日に開催されるイタリア料理のイベントに合わせ、パリの系列ホテル料理長が初来日するのにちなんで制作。スパゲッティラディアトーリ、ブリッジなど5種類のパスタを計約200食分にあたる15㌔㌘使用した。

JA全農が11/2 ロンドンに欧州初の直営和食店開業

JA全農が11/2 ロンドンに欧州初の直営和食店開業

全国農業協同組合連合会(JA全農)はロンドン市内で11月2日に開業する欧州初の直営和食店「トキメイテ」を報道陣に公開した。店では和牛を使ったステーキ、すき焼きのほか、すしなどの料理を提供。
店は大使館や高級ブランド店が立ち並ぶ市中心部のメイフェア地区にある。メニューの企画には京都の老舗料亭「菊乃井」主人の村田吉弘氏が全面協力している。料金は和牛ステーキ240㌘が50㍀(9200円)。英国人らに本格的な和食を味わってもらうことで、日本の食材の品質をアピールし輸出拡大につなげたい考えだ。
JA全農の海外飲食店は香港の2店舗、米国の1店舗に続いて4カ所目。

16年のえと「さる」陶製ボトル入りウイスキー生産中

16年のえと「さる」陶製ボトル入りウイスキー生産中

サントリースピリッツは10月20日、山崎蒸留所(大阪府島本町)で2016年のえと、さるの形をした陶製ボトル入りウイスキーの製造ラインを公開した。発売は11月10日から。
えとボトルのウイスキーは1982年から発売を開始。今年は百貨店やスーパーなどから約1万5000本の注文を受けた。今年はさるが打ち出の小づちを手にした姿をイメージし、胸の部分に金色で「寿」の字をあしらった。
「サントリーウイスキーローヤル<申歳(さるどし)>ボトル」は、600㍉㍑入りで、希望小売価格は9504円。

幸福米穀が大阪・交野市で玄米パン専門店出店へ

幸福米穀が大阪・交野市で玄米パン専門店開設へ

米穀卸の幸福米穀(大阪府寝屋川市)は2016年春、同府交野市に玄米パンの専門店を開く。地元のコメを材料に70種類のパンを製造・販売する。店舗面積は82平方㍍で、月に700万円の売上高を目指す。
同社は菓子店を近畿地方で7店運営している。これらの店に併設して13年から焼きたてパン店を出店してきたが、玄米パンの専門店は初めて。消費者の健康志向を捉えつつ、地元の農家の活性化につなげる。

クボタ クラウド活用し耕作から精米まで農作業を一括管理

クボタ クラウド活用し耕作から精米まで農作業を一括管理

クボタは耕作期から精米期までコメを生産する農作業の履歴を、IT(情報技術)でつなぎ一貫して管理するサービスを2017年にも始める。農薬散布やコメの水分量などのデータをクラウド上で管理する。小売りの店頭で情報を提示すれば、消費者はコメの品質や安全性が一目で分かる。農家は食の安心・安全を発信しやすくなる。クボタは、コメの乾燥機や精米機を手掛ける他社と無線接続できる機種の開発を進めている。

関西の食文化「粉もん」初めての掲載 ミシュラン関西版

関西の食文化「粉もん」初めて掲載 ミシュラン関西版

日本ミシュランタイヤは10月20日、レストランなどを星の数で独自に格付けしたグルメガイド「ミシュランガイド京都・大阪2016」「兵庫2016特別版」「奈良2016」の掲載店を発表した。
星は付かないが、良質な料理を手ごろな価格で楽しめる「ビブグルマン」の対象に新たに和食が加わり、お好み焼きやうどんなど関西の食文化を代表する「粉もん」が初めて選ばれた。たこ焼きは世界初のカテゴリー「ストリートフード」として11店掲載された。
和食には居酒屋、おでん、天ぷら、ラーメンなど19種類のカテゴリーが含まれ、ユネスコ無形文化遺産にも選ばれた日本の食の多彩さを反映した。最高評価の三つ星は昨年と同じ14店が獲得した。内訳は京都7、大阪4、兵庫2、奈良1。京都は菊乃井本店(東山区)、吉泉(左京区)、吉兆嵐山本店(右京区)、千花(東山区)、なかむら(中京区)、瓢亭(左京区)、未在(東山区)。大阪は柏屋(吹田市)、弧柳(大阪市北区)、太庵(大阪市中央区)、Fujiya1935(大阪市中央区)。兵庫はカ・セント(神戸市中央区)、子孫(西宮市)。奈良は和やまむら(奈良市)

アルバムのナカバヤシがヤンマーと連携 農業事業

アルバム大手のナカバヤシがヤンマーと連携 農業事業

アルバム大手のナカバヤシは農業事業に参入する。ヤンマーの子会社、ヤンマーアグリイノベーション(YAI、大阪市)と連携し、兵庫県養父市でニンニクを生産する。同市内のナカバヤシの製本工場の従業員が閑散期を利用して栽培する。YAIから農業の技術指導を受ける。初年度の作付面積は0.7㌶を予定。2019年度までに20㌶に広げ生産量を200㌧にする。

サトウ食品「サトウのごはん」の生産能力4割増

サトウ食品「サトウのごはん」の生産能力4割増

サトウ食品工業は包装米飯の生産能力を引き上げる。東港工場(新潟県聖籠町)に約1億4000万円を投じて生産ラインを新設し、生産能力を従来比で約4割増やす。主力の包装米飯「サトウのごはん」の販売が好調に伸びているためだ。新ラインは2016年8月に完成する予定。東港工場には現在6つの生産ラインがあり、日産で59万5000食の生産能力を持つ。日産8万食を生産するラインを撤去し、同11万5,000食の新ラインに置き換える。