ヤンマーがカキの養殖支援事業参入 技術・ノウハウ提供 2015年1月26日和食材のニュースoosaka ヤンマーがカキの養殖支援事業参入 技術・ノウハウ提供 ヤンマーは1月25日、カキの養殖支援事業に参入すると発表した。第1弾として大分県内の漁業協同組合と連携、同組合に高効率なカキ養殖の技術やノウハウを提供する。養殖したカキを高級ブランド「くにさきオイスター」として全国展開。ヤンマーは生産から流通まで支援する。今後、ヤンマーは東北地域などの自治体や漁業関係者にも同事業を提案する考えだ。
マルハニチロが賞味期限45日に延長の冷蔵食品生産 2015年1月25日和食材のニュースoosaka マルハニチロが賞味期限45日に延長の冷蔵食品生産 マルハニチロは賞味期限を約45日に伸ばした冷蔵食品(ロングライフチルド)の生産を本格的に始める。宇都宮工場(栃木県宇都宮市)の敷地内に専用工場を建設中で、4月からビーフシチューなど7品目を総合スーパー(GMS)を中心に販売する。2015年度に18億円、17年度までに50億円の売り上げを目指す。投資額は約10億円で、3月に本格稼働する予定。
豊田通商 15年からコメの新品種で商業生産に参入 2015年1月24日和食材のニュースoosaka 豊田通商 15年からコメの新品種で商業生産に参入 豊田通商は1月23日、2015年からコメの商業生産を始めると始めると発表した。同社が出資するベンチャー企業の開発した新品種を栽培してくれる農家を募集し、販売にも乗り出す。新品種は一般的な品種より粒が大きく、3~5割程度多い収量が期待できるとしている。
15年度生乳生産量は733万㌧で横ばい 供給不足続くか 2015年1月24日和食材のニュースoosaka 15年度生乳生産量は733万㌧で横ばい 供給不足続くか 酪農生産者団体や乳業メーカーで構成するJミルク(東京都中央区)は1月23日、2015年度の生乳生産量が14年度比横ばいに733万㌧になるとの見通しをまとめた。本州以南で減少が続き、需給が引き締まった状況が続きそうだ。地域別では北海道が1%増の387万㌧、本州以南が1%減の346万㌧。北海道では搾乳の主力となる2~4歳の頭数が増える。15年度はバターの生産は増えるが、国産品の需給バランスは9000㌧超の需要超過となり、輸入動向次第で供給不足が続くとみられる。
スシロー全店で近大マグロ 1/23から販売開始 2015年1月23日和食材のニュースoosaka スシロー全店で近大マグロ 1/23から販売開始 近畿大生まれの養殖クロマグロを大手回転ずしチェーン、あきんどスシロー(大阪府吹田市)が販売することが分かった。23日から順次、販売を始め、2月4日から全店で展開する。6個盛りで1058円。近大マグロは直営店や一部小売りなどで販売されているが、大手外食が採用するのは初めて。
日立システム農業向けIT参入 自治体主導案件に照準 2015年1月21日和食材のニュースoosaka 日立システムズ 農業向けIT参入 自治体主導案件に照準 日立システムズは農業向けITサービス分野に参入する。農地で農作物生産と発電を両立する「ソーラーシェアリング事業」を展開する企業を主なターゲットとする。とくに自治体主導の大規模な案件を獲得していく。そのために同事業を一元的に支援するサービスを開発した。2015年春から夏をめどにサービス提供を開始し、今後3年で約30億円の売り上げを目指す。
肥料配合の土でトマト栽培にプランター不要 カゴメ 2015年1月19日和食材のニュースoosaka 肥料配合の土でトマト栽培にプランター不要 カゴメ カゴメはプランターや肥料を使わずにトマト栽培することができる「そのまま育てるトマトの土」を3月から全国のホームセンターや園芸店などで販売する。肥料が配合されたトマト栽培用の土が入った袋がプランターの代わりになる。苗を植えた後は水をやるだけで、初心者でも簡単にトマトをつくることができるという。園芸資材の製造販売を手掛けるプロトリーフと共同開発した。1シーズン分の肥料はすでに配合済みで、商品特性は同じ「かる~いトマトの土」(プランターが別途必要)も同時発売する。いずれの商品も店頭想定価格は900円前後。
農薬基準に内外差 農産物輸出拡大の障壁に 2015年1月17日和食材のニュースoosaka 農薬基準に内外差 農産物輸出拡大の障壁に 日本の農産物輸出が、日本と海外の農薬の基準の違いという障壁に直面している。日本で使っている農薬の基準と輸出先の基準が合わず、輸出が滞る例が相次いでいる。こうした状況を踏まえ輸出拡大に向け、新たな障害を取り除こうと国や自治体も動き始めた。2014年度、JA全農鳥取はナシや柿を香港やシンガポールなどに輸出しようとしたが、ほとんどできなかった。輸出断念したのは輸出先の農薬基準に触れる可能性があると判断したためだ。また、福岡県のイチゴ「あまおう」から、13年に台湾で使用が認められていない農薬が検出され、商談が不調に終わっている。
生産地の出荷調整見通しでカキ卸値3~5割高 2015年1月16日和食材のニュースoosaka 生産地の出荷調整見通しでカキ卸値3~5割高 東京・築地市場でカキのむき身の卸値が1㌔当たり1500~1800円で前年同期比3~5割高となっている。広島、宮城・三陸産など産地での成長は順調だったが、2016年以降に出荷されるカキの、通常使用される養殖用の貝(ホタテ)が少なくなるとみられ、生産者に出荷量を調整する動きが出ているためだ。東京・築地市場へのカキの入荷量は前年同期に比べ1~2割少ない。小売価格は100㌘当たり400~500円が中心で例年より2~3割高い店もある。ただ、三陸産を中心に身の質は良いという。
全漁連がシンガポール・金融街に2月、和食店開業 2015年1月15日和食材のニュースoosaka 全漁連がシンガポール・金融街に2月、和食店開業 全国漁業協同組合連合会(全漁連)は2月、シンガポールで日本産水産物を使った和食の飲食店を開く。世界的に水産物の消費が増えており、日本産水産物を海外に売り込む。全国の漁協・漁連がそれぞれの特産品を販促し、現地の消費者の嗜好を知る拠点とする。輸出に向けたノウハウを取得し、水産物の輸出拡大につなげる。 店舗名は「JF KANDA WADATSUMI」。現地のビジネスマンの来店を想定し、シンガポールの金融街に出店する。店舗では定番品として長崎産本マグロや愛媛産マダイ、北海道産ホタテなどを使った料理を提供する。