「和食材のニュース」カテゴリーアーカイブ

兵庫の丹波黒 香港、台湾へ輸出 ジェトロや県が支援

兵庫の丹波黒 香港、台湾へ輸出 ジェトロや県が支援

日本貿易振興機構(ジェトロ)神戸事務所は兵庫県や全国農業協同組合連合会兵庫県本部(JA全農兵庫)、神戸市の食品加工メーカーなどと組み、兵庫県産黒豆の輸出を支援する。年内にも日本食の浸透度が高い香港や台湾へ輸出を始める。

近く現地で「TAMBAGURO(丹波黒)」の商標権の登録を終える。ジェトロの香港事務所やJA、フジッコやエム・シーシー食品(神戸市)などの食品会社が関わりの深い現地の有力卸などに売り込む。2015年1月以降、国内外で海外のバイヤーが参加する大型の商談会や見本市にも出展する。

「こだわり麺や」マレーシアに海外2号店 ウエスト

「こだわり麺や」マレーシアに海外2号店出店 ウエスト

讃岐うどん店「こだわり麺や」を運営するウエストフードプランニング(香川県丸亀市)は海外出店に力を入れる。台湾に続く2号店としてこのほどマレーシアに新店を出した。2015年までに米国や中国にも店を開く。こだわり麺やのマレーシア店は首都クアラルンプールにある。店舗面積は約180平方㍍で約70席。肉うどんやぶっかけなど日本と同様のメニューを提供する。価格は「肉うどん」の普通サイズで500円台半ばと国内より1割程度高い。うどんチェーンの海外展開は「丸亀製麺」のトリドールなどが先行している。ウエストフードプランニングは本場の企業として、高い品質で需要をつかむ。

 

とんかつ店「かつや」FC店を拡大 アークランド

とんかつ店「かつや」FC店を拡大  アークランド

とんかつ店「かつや」の展開およびFC店本部を運営するアークランドサービス(東京都千代田区)は、土地と建物をフランチャイズチェーン(FC)加盟店のオーナーに貸す新たな手法を取り入れる。売り上げ好調を受け、建設費が上昇する中でも高水準の出店を狙う。店舗数を2017年までに現在より8割多い500店を目指す。同社が土地を借りて店舗を建てたうえで、FCオーナーに貸す。オーナーはロイヤルティーと賃料を払う。

 

コメ3年ぶり5㌔1900円割れ 9月小売価格 農水省

コメ3年ぶり5㌔1900円割れ 9月小売価格 農水省

農林水産省は11月7日発表した「米に関するマンスリーレポート」によると、9月のコメの小売価格は、全銘柄平均で5㌔1892円(消費税込み)で3年ぶりに1900円割れとなった。値下がりは5か月連続で、前月比1.4%安くなった。新米に切り替わった銘柄を中心に安値販売が増えた。

前年同月比では5.8%下がった。新米の販売が中心だったとみられる栃木産コシヒカリが前月比9.1%安の1634円となり、下げ幅が大きかった。新潟産コシヒカリは同3.6%安の2003円だった。販売数量は前年同月比3%増えたが、8月(同10%増)と比べると伸び率は鈍った。

外国人女性が日本酒をPR 老舗11社が協働イベント

外国人女性が日本酒をPR  老舗11社が協働イベント

兵庫県と京都府の11の老舗酒造会社が立冬の11月7日、東京都内で燗酒を鍋と一緒に楽しもうと呼び掛けるイベント「燗でENJOY SAKE鍋イベー(サケナベイベー)」を開いた。海外での日本酒ブームをアピールするため、ロシアやフランスなどの女性6人が和服姿で試飲を勧め、会場を盛り上げた。

若者のアルコール離れで日本酒の国内消費量は減少傾向だが、輸出額はこの10年で3倍近く伸びている。今回のイベントを呼び掛けたのは白鶴酒造、日本盛、宝酒造、辰馬本家酒造、大関、月桂冠、剣菱酒造、小西酒造、沢の鶴、菊正宗酒造、黄桜の、兵庫・灘、伊丹、京都・伏見の老舗酒造11社。

冬の味覚ズワイガニ 11/6 日本海沖で解禁!

冬の味覚ズワイガニ  11/6 日本海沖で解禁!

日本海の冬の味覚、ズワイガニ漁が11月6日、富山県から島根県までの日本海沖で解禁となった。5日夜に兵庫県香美(かみ)町の柴山漁港を出港した10隻の底引き網漁船は、6日午前0時の時報とともに水深数百㍍の海底に向けて網を下した。1時間ほどで網が引き揚げられると、甲板は茶褐色のカニでいっぱいになった。午後、漁港で初セリがあり、京阪神などに向けて出荷された。兵庫県、京都府など地場の水産資源センターなどの資源調査によると、今年は雄(ズワイガニ、越前ガニ、松葉ガニ)は平年をやや下回る、雌(セイコ、こうばこ)は平年を上回る水揚げがそれぞれ見込まれている。

シャトレーゼ フィリピンで菓子店30店目指す

シャトレーゼ フィリピンで菓子店30店目指す

綜合菓子メーカーのシャトレーゼ(山梨県甲府市)は東南アジアに進出する。2015年5月にフィリピンの首都マニラに出店し、3年後をメドに30店に増やす。増加する中間層や高所得者層が利用するショッピングモールに出店する。ケーキを中心にどら焼きなどの和菓子やアイスクリームを販売する。冷蔵・冷凍したまま日本から輸出する。にほんより2割程度高くなるが、需要は多いとみている。

JA全中「組織維持」へ監査権温存、政府と対立鮮明

JA全中「組織維持」へ監査権温存、政府と対立鮮明

全国農業協同組合中央会(JA全中)が11月6日発表した自己改革案は、地域農協に対する監査権などを廃止せず、政府が目指す農協改革との対立が鮮明になった。政府内には、JA全中が農協法に明記された強制力のある権限をすべて廃止し、任意団体として調査研究機関などに衣替えするよう求める声もあり、今後厳しい注文が付く可能性がある。

期限切れ鶏肉響くマクドナルド 75億円の赤字に

期限切れ鶏肉が響くマクドナルド 75億円の赤字に

日本マクドナルドの2014年1~9月期連結決算は、最終(当期)損益が75億円の赤字(前年同期は63億円の黒字)となった。仕入れ先の中国の食品加工会社で期限切れ鶏肉使用問題が発覚したことで、客離れが進んだことが大きく響いた。売上高は前年同期比12.7%減の1722億円、営業利益は同97.8%減の2億3800万円だった。

 

室内など家庭で気軽にトマト 協和が水耕栽培キット

室内など家庭で気軽にトマト  協和が水耕栽培キット

協和(大阪府高槻市)は、家庭で気軽にトマトの水耕栽培ができるキット「ホームハイポニカぷくぷく」を発表した。容器の直径は320㍉㍍、高さは200㍉㍍でベランダや室内など限られた空間でトマトの栽培ができる。価格は一式で5980円(消費税抜き)。2014年度下半期(10~3月)で5000台の販売を目指す。