関空の5月の旅客数は13年ぶり150万人超
新関西国際空港会社が6月20日発表した5月の関西国際空港の運営概況(速報値)は、全体の旅客数が前年同月比11%増の150万6186人となり、5月としては2001年以来13年ぶりに150万人を超えた。格安航空会社(LCC)の増便を背景に、国際線の外国人旅客数が同33%増の49万4180人となったことが寄与した。
国際線の日本人旅客数は同2%減の48万6180人で、5カ月連続で前年実績を下回った。国内線旅客数は同6%増の49万6138人。関西国際空港で国際線から国内線に乗り換えて日本各地に向かう外国人の利用が好調だった。
大阪(伊丹)空港の旅客数は同7%増の125万4315人。全日空や日本航空が札幌や那覇への長距離便を増やしたことが貢献した。