夏の夜空彩る4000発 天神祭の奉納花火

夏の夜空彩る4000発 天神祭の奉納花火

 大阪の夏を彩る大阪天満宮(大阪市北区)の天神祭は7月25日夜、クライマックスの「船渡御(ふなとぎょ)」が行われ、かがり火をたいた約100隻の船が市中心部を流れる大川を行き交った。

 大阪市内はこの日、最高気温が37度を超える猛暑日で、うちわを片手に集った家族連れや若者らは、約4000発の奉納花火に大きな歓声を上げていた。菅原道真の護神霊を乗せた御鳳れん船や氏子らを乗せた奉拝船などがすれ違うたびに、船上から威勢のいい「大阪締め」が響き、祭りを盛り上げた。