5代目グリコお疲れさん 秋にはLED使用の6代目
大阪・道頓堀のシンボルとして親しまれている江崎グリコ(大阪市西淀川区)の5代目電光看板が8月17日、改修工事に入るため最後の点灯を終えて、引退した。今秋にはLED(発光ダイオード)を使った6代目が披露される。
同日午後10時にネオンが突然消えると、驚いたように「エーッ」と声を挙げたり、看板を見上げたりする通行人らの姿が多くみられた。
道頓堀に架かる戎橋のたもとにグリコのネオン塔広告が登場したのは1935年(昭和10年)。背景に大阪城や通天閣などの名所を入れた5代目看板は1998年(平成10年)からで、老朽化により6代目にバトンタッチすることになった。