千葉県醤油協組らがインドネシア留学生受け入れ
千葉県醤油工業協同組合(千葉市中央区)は千葉大学と連携、協力し、「アジア人材交流プロジェクト」の一環として、醤油醸造技術・産業を学ぶ留学生をインドネシアから受け入れる。2015年の4~9月の6カ月間、まず1人で実施し、16年度以降の受け入れ拡大も検討する。留学費用は同協組が負担する。留学生はインドネシア大学、ガジャマダ大学などインドネシアに9校ある千葉大学の姉妹校(国立大)から学生を選抜する。
世界最大のムスリムの国、インドネシアの学生に日本の醸造技術・醤油産業を学んでもらい、インドネシア現地メーカーへの技術供与やOEM(相手先ブランドによる生産)なども含め、長期的に日本の醤油産業の地位向上につなげるのが狙いだ。