津波乗り越え富田林で実った”復興米”児童らが収穫
東日本大震災の被災地、岩手県大槌町で津波に負けずに生き残った稲穂から育てた「奇跡の復興米」。このもみを譲り受けて育てた稲を9月14日、富田林市立喜志小学校の5年生約40人らが収穫した。一部は11月の地元農業祭で振る舞われるほか、大手航空会社の機内食に採用される予定という。
震災直後、富田林市の父兄らが義援金を贈るなど大槌町を支援した縁で、岩手県のNPO法人「遠野まごころネット」から贈られた復興米の種もみ(1㌔)。苗を育て、5月に田植えし、この間の草取りなどの手入れを経て、この日、150㌔のもみの収穫となった。