農林漁業の6次産業化をファンドで支援 関西の地銀

 

 

農林漁業の6次産業化をファンドで支援  関西の地銀

関西の地方銀行が農林漁業の6次産業化を支援するファンドを相次いで設立する。滋賀銀行と南都銀行は9月末に、地元の地域が農業特区に指定された但馬銀行は、みずほ銀行と組んで年内にもそれぞれ設立する。

但馬銀行はみずほ銀行と「但馬・養父6次産業化支援ファンド投資事業有限責任組合(仮称)」を設立する。総額2億円。南都銀行は「ナント6次産業化サポート投資事業有限責任組合(仮称)」を9月中に設ける。

近畿地区では大阪府を除く1府4県でファンドが誕生する。企業向け融資が伸び悩む中、農林漁業者が加工や流通まで担う「6次産業化」を後押しし、新たな資金需要を掘り起こす。