関空の運営権売却手続きが本格始動 100社超が関心

関空の運営権売却手続きが本格始動  100社超が関心

関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権売却(コンセッション)に向けた手続きが11月12日、本格始動した。新関西国際空港会社は同日、詳細な入札条件を盛り込んだ「募集要項」を配布、民間事業者選定作業に着手した。今夏にコンセッションの大枠となる「実施方針」が示されて以降、100を超える企業やファンドが入札に意欲を示す「関心表明書」を提出。ただ、最低落札額が2兆2000億円、運営期間45年のビッグプロジェクトだけに、事業者には資金力や高いノウハウが求められる。