外食各社が海外出店計画「日本食」東南アで攻勢
外食各社の東南アジアへの出店計画が明らかになった。コロワイド(横浜市西区)は年内にインドネシアの現地企業、マスピオングループのマリンド・ボガと合弁会社を設立し、焼肉店「牛角」の展開を始める。しゃぶしゃぶ店「温野菜」と合わせ5年で50店を設ける計画だ。1号店はジャカルタに出店する。
フィリピンでは外食チェーン、ロイヤルホールディングス(HD、東京都世田谷区)が2015年1月にマニラに「天丼てんや」の1号店を開く。FC展開で今後5年で20店弱に増やす。元気寿司(栃木県宇都宮市)はフィリピンに15年8月までに1号店を出す。このほど現地企業とFC契約を結んだ。大手回転すし店のフィリピン進出は初めてという。
コロワイドは海外に約70店、うちアジアで約40店を展開する。「天丼てんや」の海外展開はタイ、インドネシアに続き3カ国目。元気寿司は海外7カ国に約110店を展開しており、東南アジアではシンガポール、タイ、インドネシアに出店している。