青臭さない大豆の新品種「こがねさやか」育成 農研機構

青臭さない大豆の新品種「こがねさやか」育成 農研機構

農研機構近畿中国四国農業研究センターは、豆腐屋投入、しょうゆ、みそなど多様な加工製品の原料に適した大豆新品種「こがねさやか」を育成した。種子中の酵素リポキンゲナーゼを品種改良によって欠失させたのが特徴で、通常の豆腐や豆乳にしたときの気になる青臭さのない、おいしい商品を製造できる。中粒でたんぱく質の含有率も高いため、しょうゆの原料にも向く。2015年から兵庫県たつの市と近郊で、地場産のしょうゆ原料として、従来品種の「タマホマレ」に替えて栽培される予定。