全日食が過疎地に小型スーパー開設 買い物難民の受け皿
全国1800の中小スーパーに商品供給する全日本食品(東京都足立区)は、過疎地の小型店「マイクロスーパー」を年10店ペースで開く。地元自治体と組んだり、高齢化した個人商店を引き受けたりする形で、地元の流通インフラを維持する。山間部など近くに商店がない地域で問題になっている「買い物難民」の受け皿となる。一般的なコンビニエンスストアの約半分の50平方㍍程度の売り場に、野菜や肉、飲料、加工食品などを1000品目程度をそろえる超小型店を多店舗化展開する。