14年の外食売り上げ マクド不振で3年ぶり前年割れ

14年の外食売り上げ マクド不振で3年ぶり前年割れ

日本フードサービス協会が1月26日発表した2014年の外食売上高(全店ベース)は前年比0.2%減と3年ぶりに前年を下回った。日本マクドナルドホールディングス(HD)の売上高が、中国の工場で期限切れ鶏肉の使用問題が発覚した14年7月以降、低迷したことが大きく響いた。台風、豪雨といった夏の悪天候も影響した。客数は前年比2.9%減と2年連続のマイナスだった

ファミリーレストランが同3.2%増と順調だったが、ファストフードが同2.1%減と2年連続で前年を下回った。同分野で大きな比重を占めるマクドナルドの低迷が直撃した形。このほか「洋風」が同7.0%減、牛丼など「和風」は5.4%増、「麺類」は同5.6%増だった。