セブン 仕入れ・物流で万代と業務提携 資本提携も視野
セブン&アイ・ホールディングスは大阪府を地盤とする食品スーパー、万代(東大阪市)と業務提携する。商品の仕入れや物流面で連携し、競争力を強めるのが狙い。将来の資本提携も視野に入れる。セブン&アイは、スーパー事業が関東に集中しており、手薄な地域については各地の有力スーパーと組み、地方展開加速する戦略を進めている。今回の万代との提携により、関西で事業基盤を強化する。2016年春までに万代の約30%の株式を取得する方向で検討している。万代は大阪、京都、兵庫で食品スーパー約150店舗を展開。2014年2月期の売上高は2793億円で業績は拡大傾向のある。