「グランフロント大阪」来場者4930万人目標35%上回る
JR大阪駅北側の大型複合施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)は4月27日、開業2年目(2014年4月26日~15年4月25日)の来場者数が4930万人と、目標の3650万人を約35%上回ったと発表した。開業1年目(5300万人)と合わせた累計入場者数は1億230万人に上った。約260店が集まる商業ゾーン「ショップ&レストラン」の売上高(14年4月~15年3月)も444億円と2年連続で目標(400億円)を上回った。
開発事業者は、オフィスの契約率が7割に高まったことから、ランチや宴会の需要が増えたことや、訪日外国人客が増加、季節ごとのイベント開催などが集客増や販売増につながったと分析。3年目は、先端技術を持つ企業や大学が集まる知的創造拠点「ナレッジキャピタル」やオフィス、ホテル、商業ゾーンの連携をより深めて、魅力を高めていくとしている。来場者数、売上高とも3年連続の目標超えを目指す。