都構想論議に賛否両派の東京区長も参戦

都構想論議に賛否両派の東京区長も参戦

大阪市を廃止・解体して、5つの特別視を設ける「大阪都構想」をめぐり、モデルとなる東京23区の特別区長が、論戦に加わってきた。東京区長も賛成派、反対派の双方に分かれる。
賛成派の田中大輔中野区長は「教育や福祉で独自策を打ち出せる」との利点を挙げるが、一方で世田谷区の保坂展人区長は「特別区内の税収は都に入り、(財源が手薄で)固定資産を減免して福祉施設の誘致を進めたくてもできない」と都構想に疑問を投げかける指摘も。