20~30代男性 朝食抜き2割 食育白書
政府は5月29日の閣議で、2014年度の「食育白書」を決定した。朝食を食べるかを性別・年代別に聞いたところ「ほとんど食べない」との回答が20歳代男性で19.4%、30歳代男性で20.5%とそれぞれ2割に達した。健全な食生活に対する若年層の意識が低く、調査をまとめた内閣府は「若者に対する取り組みが大事な分野になる」としている。
女性も若い層ほど朝食を摂らない人の割合が高かったが、20歳代が16.2%、30歳代が8.5%と男性よりは低かった。健全な食生活を実践しているか尋ねると、「あまり心がけていない」「全く心がけていない」の合計で20歳代男性は54.2%と半数を超えた。