長野・伊那食品 寒天材料の食べられるフィルム本格生産

長野・伊那食品 寒天材料の食べられるフィルム本格生産

寒天製造の伊那食品工業(長野県伊那市)は、寒天を材料にした食べられるフィルムを11月にも本格生産する。伊那市内に延べ床面積約7000平方㍍の新工場を建設。専用の生産設備も導入する。投資額は20億円超を見込む。
生産するフィルムは無味でお湯に溶ける性質を持つ。弁当などで食材の間仕切りに使ったり、水分の多い食材を包んで天ぷらにしたりできる。樹脂製フィルムの代わりになり、ごみを減らせるという。