5月近畿の企業倒産8%減 過去25年間で最少

5月近畿の企業倒産8%減  過去25年間で最少

東京商工リサーチは6月8日、近畿2府4県で5月に倒産した企業(負債額1000万円以上)の件数は前年同月比8.0%減の185件で、5月としては過去25年間で最少だったと発表した。負債総額は11.4%増の304億円だった。
負債総額が増加したのは奈良県などが出資する第三セクター奈良県林業基金(奈良市)が約105億円の負債を抱え、民事再生法の適用を申請したため。
府県別の倒産件数は、京都、兵庫、奈良の3府県が前年同月に比べ増加。大阪府と滋賀県は減少し、和歌山は変わらなかった。