野菜値下がり続く キャベツ13%安、キュウリ7%安
野菜の値下がりが続いている。農林水産省が6月9日発表した野菜小売価格緊急調査(6月1~5日、全国平均)では、対象4品目中3品目が前週より安かった。4~5月の天候不順の影響が薄れ、卸売市場にも先安観が出ている。
キャベツは前週に比べ13%安い1㌔202円と3週連続で値下がりした。レタスは前週比17%高い1㌔495円と2週連続で値上がりした。東京・大田市場の9日の卸価格は長野産(相対価格・中値)が10㌔1300円前後と前週比で3割程度安い。キュウリの小売価格は前週比7%安い1㌔472円、トマトは同2%安い1㌔663円だった。いずれも5週連続の値下がりだ。