ハラル専用ライン新設し中東向け輸出 岡山県青果物
果物を使った菓子の加工・販売を手掛ける岡山県青果物販売(岡山市)は、中東に輸出を開始する。2016年に生産ラインを岡山県内に新設し、イスラム教徒の戒律に沿った「ハラル認証」を受ける。中東の富裕層にブドウなどのゼリーの新製品を開発し、販売する。
投資額は約3000万円。ハラル・ジャパン協会(東京都豊島区)などと協力しながら設置を進める。初年度に1000万円、輸出開始から3年後に3000万円の売り上げを目指す。
イスラム圏においても日本食への注目が高まっており、輸出が蔵している。日本産の果物の人気が高く、海外で需要を開拓する。