マツダ・大阪市立大 太陽光でエタノール合成に成功

マツダ・大阪市立大 太陽光でエタノール合成に成功

マツダと大阪市立大学人工光合成研究センターの天尾豊所長は7月10日、光エネルギーを使い液体燃料のエタノールの合成に成功したと発表した。化石燃料に頼らない自動車燃料生産に新しい道を開く成果だという。今後はさらに幅広い光を活用し、効率を高める考えだ。詳細をオランダ科学誌アプライド・カタリシ大B・エンバイロメンタル(電子版)に掲載した。
人工光合成は光エネルギーを使って水素などの燃料を生み出す技術で、将来化石燃料を代替すると期待されている。従来は液体燃料のエタノールをつくるのが難しかった。