関空15年上期の旅客数は最多1096万人 年間2320万人

関空15年上期の旅客数は最多1096万人 年間2320万人

新関西国際空港会社は7月17日、2015年上半期(1~6月)の航空旅客数が半期ベースで過去最多の1096万人(前年同期比19%増)になったと発表した。中国人を中心に訪日外国人が急増しているためで、同社は年間旅客数も2320万人を見込んでおり、これまで最多だった2085万人(00年)を大幅に更新するとの見通しを示した。
国際線の外国人旅客数は、過去最多の458万人(前年同期比58%増)と大幅に伸びた。これにより年間でも開港以来初の1000万人台に迫る勢いとなっている。新関空会社は、関空は24時間運用で格安航空会社(LCC)などの増便余地が大きいことや、訪日客の間で関西の人気が高いためとみている。貨物便を含めた総離着陸回数は、半期ベースで過去最多の7万6816回(同12%増)となった。