豊田通商「 近大マグロ」長崎で量産体制確立
豊田通商は九州でクロマグロの量産体制を確立する。「近大マグロ」で知られる近畿大学との連携で、新たに長崎県の五島列島に卵から稚魚を育てる施設を新設。採卵から成魚を育てるまでの一貫養殖拠点にする。2020年に稚魚で30万匹、「近大マグロ」として成魚で4000匹の出荷を目指す。新たに沖縄県でも拠点設置を検討する。
同社は近大と技術協力協定をを結び10年に五島列島南西端、福江島でクロマグロの養殖施設「ツナドリーム五島」を開設。今回この施設の隣接地にいけすに入れる前の稚魚を育てる「ツナドリーム五島種苗センター」を新設した。