サントリー ISSで酒の熟成実験 8/16こうのとりに積載
サントリーホールディングスは7月30日、国際宇宙ステーション(ISS)で酒を熟成する実験を始めると発表した。無重力状態が酒に与える影響を調べ、酒がまろやかになるメカニズムの解明を目指す。
酒は8月16日に、種子島宇宙センターから打ち上げられる無人補給機「こうのとり」に載せ、宇宙ステーション内の日本実験棟「きぼう」で1年から数年、保管する。保管後は地球に持ち帰り、成分などを詳しく分析する。ウイスキーの専門家も試飲して味を確かめる。実験用の酒は、樽で21年貯蔵したウイスキーやアルコール濃度40度のエタノールなど5種類の蒸留酒系1㍑を用意した。