宮城・勝山酒造 日本酒輸出強化 高級品にシフト

宮城・勝山酒造 日本酒輸出強化 高級品にシフト

宮城県の有力酒造会社、勝山酒造(仙台市)は日本酒の輸出を強化する。8月から米国に輸出している製品を高級な種類に切り替える。年内には初めて日本酒をタイにも輸出する。
海外では日本食人気が高まり、現地における日本食料理店の開業も増えている。8月から米国に輸出するのは純米大吟醸の「伝(720㍉㍑、5千円)」「暁(同1万円)」「元(同1万円)」の3種類。タイにも「伝」「暁」「元」の3種類を年内に輸出する。2016年以降は、勝山酒造がつくる日本酒の種類で最も高い「ダイヤモンド暁(同3万円)」の輸出も視野に入れている。初年度は約500万円の売り上げを目標にしている。