15年産コメ作況「平年並み」全国的に生育順調
民間コメ調査会社、米穀データバンク(東京都千代田区)は8月6日、2015年産米の作況指数(平年=100)が7月末時点で100と「平年並み」になるとの見通しを発表した。北海道や九州が天候不順の影響を受けるが、全国的な生育は順調に推移しているとした。
主産地の東北が103、関東は102で「やや良」だった。一方、北海道が98、九州は97で「やや不良」だった。15年産の主食用米の作付面積は142万1000㌶と推計した。予想収穫量は14年産米と比べ31万㌧減の757万㌧とした。生産数量目標(751万㌧)を6万㌧上回るとみている。