ジャムに適したイチゴ開発 アヲハタ・農研機構
アヲハタは農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)九州沖縄農業研究センターと共同でジャムの製造に適したイチゴの新品種を開発した。従来に比べて果実が硬めで、加工の際に煮崩れしにくいのが特徴。大量栽培する手法を研究して10年以内に同社のイチゴジャムの原料として活用する。新品種は「夢つづき」と命名した。品種改良で果実を硬くする多糖類のペクチンという成分を多めに含むようにした。ジャムの見た目を左右する色素やアントシアニンも多めで、鮮やかな赤色を実現できるという。