関空・伊丹運営の交渉権 オリックス連合に選定

関空・伊丹運営の交渉権 オリックス連合に選定

新関西国際空港会社は11月10日、関西国際空港と大阪国際空港の運営権譲渡の優先交渉権者として、オリックスと仏ヴァンシ・エアポート連合を選定したと発表した。2016年4月から44年間の運営権を譲渡する。運営権対価で当初予定の計2兆2000億円に加え年間売上高に応じた追加額受け取る。年内に正式契約する予定。
オリックス連合は12月に特別目的会社を設立。オリックスが社長を選任し、商業施設と経営、ヴァンシが副社長を選任し、空港運営を担当する。関西経済界を中心に鉄道、建設、電力、ガス、製造業、金融など30社が少数株主として支援する。