沢井製薬 吹田市に新たに研究開発拠点設置

沢井製薬 吹田市に新たに研究開発拠点設置

大阪市に本社を置く沢井製薬が、ジェネリック医薬品の安定的な生産や供給を目指し、新たに吹田市に研究開発拠点を設けた。
日本のジェネリック医薬品の普及率はまだ低く50~60%といわれるが、2017年には70%へ、さらに近い将来には80%に引き上げていきたい-としている。
厚生労働省によると、国民の医療費は毎年増え続け約38兆5000億円で、そのうち8兆円が薬剤だ。低価格のジェネリック医薬品への切り替えで年間1兆5000億円の医療費削減が期待できるという。