「閉店セール」で約40年、西天満の靴店が遂に店じまい
長年「店じまい、売りつくし」のビラや垂れ幕を掲げながら、なかなか閉店しなかった大阪市内の靴店が2月20日、店じまいし常連客らが別れを惜しんだ。
大阪市北区西天満の交差点にある靴店「靴のオットー」。店に掲げられた「もうあかん、やめます!」の個性的なキャッチコピーが評判を呼んだ。ただ、「やめる、やめる」と言いながら約40年間、営業を続けてきた。
しかし、店主が体調を崩したり、店の老朽化が進んだことなどから20日、遂に最後の日を迎えた。店主は「これ以上は無理です。だますつもりはなかったけど…。ほんまに雨の中ありがとうございました」とあいさつ。午後3時、本当に店じまいした。